1986年の日本ハムファイターズとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 1986年の日本ハムファイターズの意味・解説 

1986年の日本ハムファイターズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/08 09:35 UTC 版)

1986年の日本ハムファイターズ
成績
パシフィック・リーグ5位
57勝65敗8分 勝率.467[1]
本拠地
都市 東京都文京区
球場 後楽園球場
球団組織
オーナー 大社義規
経営母体 日本ハム
監督 高田繁
« 1985
1987 »

テンプレートを表示

1986年の日本ハムファイターズ(1986ねんのにっぽんハムファイターズ)では、1986年の日本ハムファイターズの動向をまとめる。

このシーズンの日本ハムファイターズは、高田繁監督の2年目のシーズンである。

概要

当年及び近年のシーズン成績
成績 リーグ 平均得点 平均失点 開幕時監督
1986 レギュラー敗退 5位 57 65 8 .467
1985 レギュラー敗退 5位 53 65 12 .449
1984 レギュラー敗退 6位 44 73 13 .376
1983 レギュラー敗退 3位 64 59 7 .520
1982 プレーオフ敗退 2位 67 52 11 .563
1981 日本シリーズ敗退 優勝 68 54 8 .557
1980 レギュラー敗退 3位 66 53 11 .555
1979 レギュラー敗退 3位 63 60 7 .512
1978 レギュラー敗退 3位 55 63 12 .466
1977 レギュラー敗退 5位 58 61 11 .487
1976 レギュラー敗退 5位 52 67 11 .437

2年連続の最下位を免れたものの、5位で終了したチームの再構築を図るべく高田監督は柏原純一木田勇を金銭トレードや交換トレードでそれぞれ放出、新戦力では木田との交換で大洋から金沢次男を獲得し、外国人もトニー・ブリューワパット・パットナムに一新した。打撃陣では、柏原の阪神移籍で空いた一塁にはパットナムが入り、それまで一塁を守っていた津末英明も打力を生かして指名打者での出場が中心となった。戦力の一新でチームは5月までは首位の阪急近鉄から1.5ゲーム差の3位と健闘するが、6月以降は失速。その後も終盤までロッテと4位争いを演じるが、わずか0.5ゲーム差で5位に終わった。投手陣はエースの柴田保光、3年目でこの年開幕投手の津野浩、2年目の河野博文がまずまずの成績をあげ、大洋から移籍の金沢も10勝をあげて高田監督の期待に応えた。打撃陣では新外国人のブリューワ・パットナムが打線の中心となり、古屋英夫や指名打者専念の津末も安定した成績をあげるが、それ以外の選手が不調にあえいだ。それでも、借金を1ケタに減らし翌年のAクラス入りにつながった。

チーム成績

レギュラーシーズン

開幕オーダー
1 島田誠
2 高代慎也
3 ブリューワ
4 パットナム
5 古屋英夫
6 五十嵐信一
7 二村忠美
8 田村藤夫
9 白井一幸
投手 津野浩
1986年パシフィック・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 9月終了時 最終成績
1位 近鉄 -- 近鉄 -- 近鉄 -- 近鉄 -- 西武 -- 西武 -- 西武 --
2位 日本ハム 0.0 阪急 西武 2.0 西武 4.0 近鉄 2.0 近鉄 1.0 近鉄 2.5
3位 阪急 3.0 日本ハム 1.5 阪急 2.5 阪急 4.5 阪急 6.5 阪急 7.0 阪急 6.5
4位 西武 4.0 西武 5.0 日本ハム 8.0 ロッテ 12.0 ロッテ 13.0 ロッテ 10.0 ロッテ 13.0
5位 ロッテ 6.5 ロッテ 5.0 ロッテ 10.5 日本ハム 13.5 日本ハム 17.5 日本ハム 15.5 日本ハム 13.5
6位 南海 7.5 南海 12.5 南海 16.0 南海 17.0 南海 21.0 南海 20.5 南海 21.5

[2][3][4][5][6][7]

1986年パシフィック・リーグ成績
順位 球団 勝率
優勝 西武ライオンズ 68 49 13 .581 --
2位 近鉄バファローズ 66 52 12 .559 2.5
3位 阪急ブレーブス 63 57 10 .525 6.5
4位 ロッテオリオンズ 57 64 9 .471 13.0
5位 日本ハムファイターズ 57 65 8 .467 13.5
6位 南海ホークス 49 73 8 .402 21.5

[1]

オールスターゲーム1986

  • ファン投票
選出なし
  • 監督推薦
柴田保光
田村藤夫

できごと

選手・スタッフ

表彰選手

リーグ・リーダー
受賞者なし
ベストナイン
選出なし
ゴールデングラブ賞
選手名 ポジション 回数
古屋英夫 三塁手 2年連続4度目

ドラフト

順位 選手名 ポジション 所属 結果
1位 西崎幸広 投手 愛知工業大学 入団
2位 筒井孝 外野手 松戸馬橋高 入団
3位 名洗将之 内野手 印旛高 入団
4位 南出仁 捕手 大阪商業大学 入団
5位 川村正太郎 内野手 松商学園高 入団
6位 広野准一 投手 日本大学山形高 入団

出典

  1. ^ a b 年度別成績 1986年 セントラル・リーグ”. 日本野球機構. 2016年12月11日閲覧。
  2. ^ 『読売新聞』1986年5月1日付朝刊、14版、17面
  3. ^ 『読売新聞』1986年6月1日付朝刊、14版、17面
  4. ^ 『読売新聞』1986年6月30日付朝刊、14版、16面
  5. ^ 『読売新聞』1986年8月1日付朝刊、14版、17面
  6. ^ 『読売新聞』1986年9月1日付朝刊、14版、16面
  7. ^ 『読売新聞』1986年10月1日付朝刊、14版、16面



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

1986年の日本ハムファイターズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



1986年の日本ハムファイターズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの1986年の日本ハムファイターズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS