西村基史とは? わかりやすく解説

西村基史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 14:38 UTC 版)

西村 基史
基本情報
国籍 日本
出身地 兵庫県伊丹市
生年月日 (1962-11-17) 1962年11月17日(61歳)
身長
体重
180 cm
72 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 1984年 ドラフト2位
初出場 1985年4月9日
最終出場 1997年6月7日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
監督・コーチ歴

西村 基史(にしむら もとふみ、1962年11月17日 - )は、兵庫県出身の元プロ野球選手投手)。

来歴・人物

尼崎工業高から新日本製鐵広畑に進む。1981年から4年連続で都市対抗に出場(うち2回は補強選手としての出場)。1981年第52回都市対抗では、藤高俊彦との投の二本柱で勝ち進むが、準決勝で東芝菊地恭一に3ラン本塁打を浴び敗退[1]1983年同大会でも準決勝に進み先発として起用されるが、この大会に優勝した東芝の黒紙義弘池田親興日産自動車から補強)、川端順の継投の前にまたもや苦杯を喫した[1]1982年アマチュア野球世界選手権日本代表、1983年ロサンゼルスオリンピック予選日本代表に選出されている。新日鐵広畑のチームメートに正田耕三がいた。

1984年度ドラフト会議日本ハムファイターズから2位指名を受けて入団。日本ハム時代は左のワンポイントリリーフやロングリリーフなどで起用され、11年間で226試合に登板するなど活躍。1989年10月3日の対ダイエー戦ではウィリー・アップショーに死球を与え、二塁ベース後方まで走って逃げたが捕まり、大腰のような投げ技でグラウンドにたたき付けられた挙句、両軍選手がアップショー目がけて殺到した際に、選手たちが折り重なって下敷きにされた。その後、アップショーが顔面から流血するほどの大乱闘となり、アップショーは退場処分。一方の西村も腰を強打したため降板した。

1995年秋に金銭トレードでダイエーへ移籍。専らワンポイントリリーフとして起用された。1997年シーズン限りで現役を引退。 武器は、カーブ、スライダー、シュート、チェンジアップ

引退後は埼玉西武ライオンズ打撃投手を務めた後、2012年からは同年から活動を開始した富山県クラブチームロキテクノベースボールクラブの監督に転じた。2013年より同チームのヘッド兼投手コーチに就任。

ダウンタウン松本人志は、高校の1学年後輩にあたる。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
1985 日本ハム 9 1 0 0 0 0 0 0 -- ---- 73 15.0 18 3 11 1 2 7 2 0 8 8 4.80 1.93
1986 26 0 0 0 0 0 1 0 -- .000 140 30.2 29 1 15 1 4 21 0 0 13 13 3.82 1.43
1987 24 1 0 0 0 0 0 0 -- ---- 79 17.1 25 1 6 0 0 7 0 0 7 5 2.60 1.79
1988 20 0 0 0 0 0 1 0 -- .000 107 27.0 27 3 6 0 0 16 0 0 12 10 3.33 1.22
1989 26 3 0 0 0 1 2 0 -- .333 209 48.1 46 1 22 2 1 25 0 0 24 23 4.28 1.41
1990 28 1 0 0 0 2 2 0 -- .500 235 52.1 60 8 21 2 2 40 1 0 24 22 3.78 1.55
1991 22 3 1 1 1 1 1 0 -- .500 206 50.2 42 8 17 2 0 35 1 0 22 21 3.73 1.16
1992 29 5 0 0 0 1 4 0 -- .200 182 39.2 41 4 25 2 1 29 0 0 32 30 6.81 1.66
1993 11 1 0 0 0 0 2 0 -- .000 93 20.1 22 1 13 0 0 15 1 0 10 9 3.98 1.72
1994 1 0 0 0 0 1 0 0 -- 1.000 19 5.2 1 0 1 0 0 3 0 0 0 0 0.00 0.35
1995 30 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 130 28.0 32 3 15 2 3 24 1 0 12 10 3.21 1.68
1996 ダイエー 29 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 69 15.1 17 0 7 0 0 11 2 0 7 5 2.93 1.57
1997 9 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 28 6.1 6 0 3 0 2 2 1 0 3 3 4.26 1.42
通算:13年 264 15 1 1 1 6 13 0 -- .316 1570 356.2 366 33 162 12 15 235 9 0 174 159 4.01 1.48

記録

背番号

  • 26(1985年 - 1995年)
  • 59(1996年 - 1997年)
  • 04(1998年 - 2011年)※打撃投手

脚注

  1. ^ a b 「都市対抗野球大会60年史」日本野球連盟 毎日新聞社 1990年

関連項目

外部リンク





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