2000年の迷惑防止条例違反
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 21:24 UTC 版)
「田代まさし」の記事における「2000年の迷惑防止条例違反」の解説
2000年(平成12年)9月24日に東急東横線都立大学駅構内において帽子、サングラス、マスクという姿で、女性の下着を盗撮しようとしている様子を目撃者から通報され、不審人物として警察が任意同行し事情聴取、東京都迷惑防止条例違反で書類送検された。この事件に触れるメディアが全くないことを疑問に思った通報者が各媒体に連絡を入れ徐々に公になる。田代によると、当初はこの時にはまだ覚醒剤を使用していなかったとインタビューで語っているが、著書『審判』では1991年(平成3年)に家族旅行でハワイに行った際に覚醒剤を購入し、その時に初めて使用したと語っている。また、2019年に開設した自身のYouTube公式チャンネルでは、多忙な番組出演で疲れていた田代に某テレビ局のプロデューサーが疲れが取れる良い物があると言い覚醒剤を勧められ入手したと語っている。同年10月4日に事件が発覚、テレビリポーターに盗撮した理由を聞かれ「『ミニにタコができる』というタイトルのギャグ映像を作ろうとしていた」と苦しい弁明をしてバッシングされた。「耳に胼胝(たこ)ができる」という慣用表現とかけたシャレで、この時、事務所から「ギャグにしよう」と言われて考えたら、かえってバッシングを受け裏目に出たと後に語っている。なお、田代自身は事務所からこの提案をされた際は決して乗り気では無かったという。同年12月14日に東京簡裁から「罰金5万円」の略式命令が下り、一時芸能活動を休止した。 その後、志村けんらが田代の芸能活動復帰を働きかけ、翌年2001年(平成13年)6月頃に『ダウンタウンDX』、『めちゃ×2イケてるッ!』、『ぐるぐるナインティナイン』、『明石家マンション物語』、『志村けんのバカ殿様』などのテレビ番組に出演し、復帰を果たす。また『HAMADA COMPANY 弾丸ヒーローズ』では、番組レギュラーを目指し出発点の東京から沖縄まで目撃されずにゴールするという企画に挑戦。結果的には滞在先の京都にて写真100枚を撮られ失敗に終わったが、その後も連続してゴールデンタイムの番組に度々登場するようになった。
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