16年前の桐原家のトラブルについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/31 03:27 UTC 版)
「桐原家の人々」の記事における「16年前の桐原家のトラブルについて」の解説
詳細はC★NOVELSの4巻を参照。 3月下旬頃。 桐原家はまだ東京にあり、呉里六郷市の自宅はほぼ完成。零はこの頃に引き取られる。また、この時呉里六郷市への引越し準備をしていたが、豊が第2子を妊娠中で、麻亜子も妊娠していた。予定日に1カ月ほどの差があるものの、共に臨月。 零が引き取られて数日後のある日。 麻亜子は将来自分の夫となる森崎に引き合わせようと、零を連れて1人暮らしの森崎のワンルームアパートに行くが、ある現場を目にして、怒りをあらわに電話台を投げつけ、絶縁する。 麻亜子が双子を出産してから2日後。 祖父・松宮銀次郎が散歩に出て交通事故に遭い、他界。麻亜子、出産して間もない体で無理やりに退院。父・広美は中南米のとある国に出張中で、連絡がつかないまま葬儀を行う。 銀次郎の葬儀翌日(あるいは翌々日。ここは作中でも登場人物の記憶が曖昧)。 夕飯を食べながら切り出された「麻亜子が産んだ子供を自分の子供として届ける」という豊の提案に麻亜子が激怒。さらに、見ていたニュースに一家が驚く。広美の出張先で軍事クーデターが発生し、外国人が中心に狙われ、日本大使館が攻撃を受けたため、情報が届かない。そのため、双子の件を含め、数日バタバタする。このバタバタした数日間に、零は呉里六郷市の中学に入学。往復3時間かけての登校が始まる。 銀次郎の初七日。 法事の最中に電話が鳴る。相手は広美。クーデターは失敗に終わり、一応帰国のメドが立ったと連絡してきた。その連絡を受けた一家は法事の最中であるにも拘わらず、笑み崩れる。法事直後、安心したためか、豊が産気づき、法事に来ていた僧に車を運転してもらい、病院へ運ばれ、出産。 1週間後。 豊退院。麻亜子の双子も自分の子供として届けることを再度提案。 その3日後。 広美帰宅。義父の他界に唖然とするが、麻亜子の子供を豊の子供として届けることを了承。さらに、引っ越した後、甥の零を形式上「長男」として紹介することを提案。 一連の事件の中で、引き取られた直後の零は赤子達の面倒を見る役にされ、ミルクの作り方からオムツの替え方まで教わる。が、バタバタしていたために、引越しの直前まで、後に三つ子として届けられる子供の出生届を出していないことと名前がまだ決まっていなかったことが判明する。 さらに、3人の1カ月検診の通知を見るまで、第2子(麻亜子が産んだ女の子)と第3子(豊が産んだ男の子)の名前が入れ替わっていることに気づかなかった。
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