10_YEARS_AFTER_-BOB_BLOCKMAN_MIX-とは? わかりやすく解説

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10 YEARS AFTER -BOB BLOCKMAN MIX-

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/15 09:22 UTC 版)

TM NETWORK > TM NETWORKの作品 > 10 YEARS AFTER -BOB BLOCKMAN MIX-
「10 YEARS AFTER」
TM NETWORKシングル
初出アルバム『キヲクトキロク 〜 Major Turn-Round
リリース
規格 8センチCD
録音 TRUE KiSS DiSC STUDIOS (HONOLULU)
ジャンル
時間
レーベル Sony Music Entertainment (Japan) Inc./TRUE KiSS DiSC
作詞・作曲 小室哲哉
プロデュース 小室哲哉
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間4位オリコン
  • 1999年8月度月間15位(オリコン)
  • 1999年度年間132位(オリコン)
  • TM NETWORK シングル 年表
    GET WILD DECADE RUN
    (1999年)
    10 YEARS AFTER
    (1999年)
    Happiness×3 Loneliness×3
    (1999年)
    ミュージックビデオ
    「10 YEARS AFTER」 - YouTube
    EANコード
    EAN 4988010505356
    (AIDT-5053)
    テンプレートを表示

    10 YEARS AFTER」(テン・イヤーズ・アフター)は、TM NETWORKの30枚目のシングル。

    概要

    ヴェルディ川崎 2nd STAGE サポートソングとして起用され、前作「GET WILD DECADE RUN」のカップリングである「IT'S GONNA BE ALRIGHT」に続いて作られた曲である。

    音楽性

    TM NETWORK名義を終わらせた1989年[注釈 1]から10年後という位置づけの曲で、曲のタイトルは1970年代に活躍した同名のバンドに由来し、彼らのその後と自分のことをそのままモデルにしたら、ハワイの当時の個人スタジオの居心地の良さもあり、謎解きの様な捻りはなく1時間かからないで、詞と曲が描けた[1]

    歌詞のテーマは「これから、永遠に走り続けなければいけないながらも、どこか地に足の着いた安定感・余裕を持った、がむしゃらな新人でもなければ、引退した大御所でもない誰か」を深く掘り下げて書いている。小室は「当時の自分の信条が正直に反映されている。普通この年齢だったら、家族だったり生活だったり、守るべきものがあるじゃないですか。大人だから、世界の色んな事情にも目を向ける視野の広さはあるけど、同時に奥さんや恋人のことを切実に心配しているという現実的な自分もいるわけですし。その広い所と狭い所を悩みながら行ったり来たりしたいるのが、現実だと思うんですよ」と語った[2]

    制作

    今作は小室による作詞であるが、サッカーに関連する楽曲と言う事もあってか、小室が作詞した作品では珍しく「俺」「お前」[注釈 2]「あいつ」というフレーズを使うなど男性的なイメージの曲である。

    ドラムトラックはヒップホップを意識して作られた曲で、ミディアムテンポのナンバーである。

    ミキシングを担当したのはニューヨークを拠点に活動する"Bassy" Bob Brockmannであり、シングルジャケットの表記「BOB BLOCKMAN」は誤植である(同年のTRUE KiSS DESTiNATiONのシングル「OVER & OVER」でも同様の誤植が発生していた)。後にベスト盤に収録された際もこの誤植は修正されていない。

    「10 YEARS AFTER - TETSUYA KOMURO REMIX.」の収録が告知されていたが、見送られた[3]

    後にCOMMONによるラップをフィーチャーしたバージョンが制作され、アルバム『キヲクトキロク 〜 Major Turn-Round』に収録された。

    当時ホノルルにあった小室のプライベートスタジオ「TK Disc Studios」(後のavex honolulu studios、現在はIsland Sound Studios)でレコーディングされ、PVオアフ島で撮影されるなど、ハワイと縁が強い曲である。後にハワイのサーフ・ロックのバンドであるカラパナによってカヴァーされた。

    表題曲「BOB BLOCKMAN MIX」のアウトロはカットアウトだが、カップリングの「INSTRUMENTAL」ではフェードアウトしている。この辺りはシングル「Self Control」と全く逆である(こちらでは表題曲はフェードアウトでカップリングの「Instrumental Mix」はカットアウトとなっている)。

    リリース

    1999年7月28日に、SMEJ Associated RecordsのレーベルであるTRUE KiSS DiSCから発売された。

    業界全体が8センチCDシングルからマキシシングルに移行する時期に発売されたため、TMの8センチCDシングルとしては最後の作品である。

    収録曲

    8cmCDシングル
    全作詞・作曲・編曲: 小室哲哉
    # タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
    1. 10 YEARS AFTER -BOB BLOCKMAN MIX- 小室哲哉 小室哲哉
    2. 10 YEARS AFTER -INSTRUMENTAL- 小室哲哉 小室哲哉
    合計時間:

    クレジット

    • Produced, Performed : 小室哲哉
    • DJ : DRAGON
    • Guitar : 木村建
    • Mixed : Bob Brockmann
    • Art Direction, Design : たけだゆか, MATT THAME

    [4]

    収録アルバム

    脚注

    注釈

    1. ^ 実際には1990年にTM NETWORK名義のシングル「THE POINT OF LOVERS' NIGHT」が発売されている。
    2. ^ TMの楽曲で歌詞に「お前」が含まれているのはTMN名義で活動していた1991年発売の『EXPO』収録曲「Tomorrow Made New」等もある(ただしこちらは坂元裕二による作詞)。

    出典

    1. ^ ソニー・マガジンズ刊「ギターブック」1999年10月号「TM NETWORK 再確認と新たな構築」pp.7-9より。
    2. ^ ソニー・マガジンズ刊「PATi PATi」1999年10月号「TM NETWORK 始動」pp.92-93より。
    3. ^ ソニー・マガジンズ刊「WHAT's IN?」1999年8月号p.96より。
    4. ^ CDジャケットに記載されているクレジットより。

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