RHYTHM_RED_BEAT_BLACKとは? わかりやすく解説

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RHYTHM RED BEAT BLACK

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 02:58 UTC 版)

TM NETWORK > TM NETWORKの作品 > RHYTHM RED BEAT BLACK
RHYTHM RED BEAT BLACK
TMNシングル
初出アルバム『RHYTHM RED
B面 DREAMS OF CHRISTMAS
リリース
規格 8センチCD
ジャンル ハウス
時間
レーベル EPIC/SONY RECORDS
作詞・作曲
プロデュース 小室哲哉
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 3位(オリコン
  • TMN シングル 年表
    TIME TO COUNT DOWN
    (1990年)
    RHYTHM RED BEAT BLACK
    (1990年)
    RHYTHM RED BEAT BLACK (Version 2.0)
    1991年
    テンプレートを表示

    RHYTHM RED BEAT BLACK」(リズム・レッド・ビート・ブラック)は、TMNの23枚目のシングル。

    音楽性

    RHYTHM RED BEAT BLACK

    ハウス食品『O'ZACK』のイメージソングとして、アルバム『RHYTHM RED』よりシングルカットされた楽曲。テイク自体はアルバム収録版と同じであり、シングルカットによって、リミックスやリアレンジ、再録音は行われていない。

    コンセプトは『退廃デカダンス世紀末終末のパーティを示すダンスチューン』とし[2]ハウスグラウンド・ビートの音を基本にしている。トーキング・モジュレーターが担当するパートを聴き所にしている[3]。方法としては、葛城哲哉がギターにトーキング・モジュレーターを取り付けて演奏した音源を細切れに編集してシンクラヴィアに録音したものを小室が演奏するという手法を用いている[4]

    ジョージ・クリントンの来日公演時のパフォーマンスを参考にした[3]

    木根尚登曰く「小室が『今までの16ビートのノリも1曲は欲しい。それらが作れなかったらどうしよう』と不安がっていたが、『こういうのだったらいつでも作れる』と安心していた。ハードな曲ばかり作っていたから自分で確認したかったんだと思う」と話し[2]、小室は「もし『RHYTHM RED』にハードロックの要素が無かったら、本作をリードシングルにしてグラウンド・ビートを掘り下げたアルバムになっていた」と振り返っている[5]

    DREAMS OF CHRISTMAS

    NTTポケットベル』のCMソングにされた。

    各パートはハモンドオルガン・ピアノ・アコースティック・ギター2本・鈴・トライアングルチューブラーベルで構成されている[3][6]シンクラヴィアでバックトラックを録音した後、歌入れを行った[3]。レコーディングは1日で済み、その翌日にミキシングを終えた[6]

    宇都宮隆だけでなく、メンバーの木根や小室、サポートメンバー葛城哲哉もリードボーカルを担当している。なお、この楽曲が作られた経緯としてはカップリング曲が表題曲のインストゥルメンタルだと寂しいからという理由であった。レコーディングの際に宇都宮が『TM NETWORK RHYTHM RED TMN TOUR』で喉を痛めてしまった為に、声の調子が悪くフルコーラス歌えなかったため、他のメンバーも加わった。なお1Aメロは宇都宮、1Bメロは小室、2Aメロは木根、2Bメロは葛城がそれぞれ担当しており、サビは4人全員が担当している[3]

    Aメロは木根、Bメロ・サビは小室が分業で作曲した[7]

    サビのコーラスをラジオで聴いた山下達郎に褒められた[7]

    収録曲

    8cmCDシングル
    全編曲: 小室哲哉
    #タイトル作詞作曲時間
    1.RHYTHM RED BEAT BLACK坂元裕二小室哲哉
    2.DREAMS OF CHRISTMAS小室哲哉木根尚登・小室哲哉
    合計時間:

    収録作品

    RHYTHM RED BEAT BLACK

    DREAMS OF CHRISTMAS

    参加ミュージシャン

    カバー

    楽曲 発売日 アーティスト 収録作品 備考 出典
    DREAMS OF CHRISTMAS 2003年12月10日 KEIKO シングル『KCO

    脚注

    1. ^ 認定年月:1991年 1月 一般社団法人日本レコード協会 2022年7月1日閲覧
    2. ^ a b ソニー・マガジンズ刊 『ギターブック』 1991年2月号26P-29Pより。
    3. ^ a b c d e ソニー・マガジンズ刊「WHAT's IN?」1991年1月号136Pより。
    4. ^ ヤマハ音楽振興会刊「K's MAGAZINE 2」p.81より。
    5. ^ ソニー・マガジンズ刊『WHAT's IN?』1992年3月号54Pより。
    6. ^ a b ダイヤモンド社刊『FM STATION』1990年12月10日号「Let's Go! TMN」14P-15Pより。
    7. ^ a b 全音楽譜出版社刊「木根本」p.48より。




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