エッチ‐ディー‐アイ【HDI】
読み方:えっちでぃーあい
ヘキサメチレンジイソシアナート
分子式: | C8H12N2O2 |
その他の名称: | HDI、HMDI、TL-78、1,6-Hexanediyldiisocyanate、1,6-Diisocyanatohexane、Hexamethylenediisocyanate、1,6-Hexanediylbisisocyanate、1,6-Bis(isocyanato)hexane、(Hexamethylene)bisisocyanate、Hexane-1,6-diylbisisocyanate、Hexane-1,6-diyldiisocyanate、(Hexane-1,6-diyl)bisisocyanate、(Hexane-1,6-diyl)diisocyanate、Hexamethylenebisisocyanate、ヘキサメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレン=ジイソシアネート |
体系名: | ヘキサン-1,6-ジイルビスイソシアナート、(ヘキサン-1,6-ジイル)ジイソシアナート、(ヘキサン-1,6-ジイル)ビスイソシアナート、ヘキサメチレンビスイソシアナート、ヘキサン-1,6-ジイルジイソシアナート、1,6-ヘキサンジイルジイソシアナート、1,6-ジイソシアナトヘキサン、ヘキサメチレンジイソシアナート、1,6-ヘキサンジイルビスイソシアナート、1,6-ビス(イソシアナト)ヘキサン、(ヘキサメチレン)ビスイソシアナート |
人間開発指数
国連開発計画(UNDP)の総裁特別顧問であったマブーブル・ハックは1990年、社会の豊かさや進歩を、経済指標にのみ注目して見るそれまでの経済中心の開発に対し、「人間が自らの意思に基づいて自分の選択と機会の幅を拡大させる」ことを目的とする「人間開発」という新しい開発概念を提唱した。その度合いを測るために設定されたのが人間開発指数であり、「健康で長生きすること」「教育を得る機会」「一定水準の生活に必要な経済手段が確保できること」の側面を指数化することによって、時間の経過による改善や後退、またその達成度の国際比較ができるようにしている。そのために各国の出生時平均余命、成人識字率と総就学率、一人当たりGDP(PPP US$)が指標として用いられ、0から1の間の指数が算出されて、毎年出版されるUNDPによる「人間開発報告書」の中で公表されている。同じ2000(PPP US$)台のGDPであるベトナムのHDIは0.7、パキスタンは0.5というように、経済指標だけでは推し量れない社会開発の側面が示されるという特徴を持っている。またHDIに対してさらにジェンダー不平等の側面を反映させて補正されるジェンダー指数(Gender Development Index: GDI)もHDIとの比較でよく用いられる。2006年の報告では日本のHDI値は0.949で、順位は世界177ヶ国中7位であり、GDI値は0.942とHDI値の99.3%であり、このGDI/HDI値は世界で69位である。(若杉なおみ)
参考資料:人間開発ってなに? −本当の豊かさめざしてー UNDP2004
HDI
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/16 08:31 UTC 版)
HDI
- 人間開発指数(Human Development Index)
- HDi マイクロソフトによる HD DVD の Advanced Content 層の実装
- ヒストリカルDI(Historical Diffusion Index)
- ヘキサメチレンジイソシアネート(Hexamethylene diisocyanate)
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HDi
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 03:38 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動HDiとは、マイクロソフトによるHD DVDのAdvacend Content層の実装である[1][2]。かつてはiHDと称していた[3][4]。
概要
HDi向けのアプリケーションはXML派生言語とECMAScriptを使って書かれる[5]。ECMAScriptはMicrosoft Windowsプラットフォーム上で動作するJScriptエンジンで処理される。HDi実行部はAdvanced Content規格に定義されたAPIを提供する。シングルスレッドのプログラミングモデルのみに対応しているが、ネットワークアクセスや二次記憶装置アクセスなどの操作は非同期に実行される[6]。
HD DVDビデオのインタラクティブ機能はAdvanced Contentのアプリケーションであり、HDi実行部によりマークアップとスクリプトを解析して実行され描画される。アプリケーションは、プレイリストファイル(.xpl
)とサブタイトルファイル(.xas
)とマークアップファイル(.xmu
)とスクリプト(.js
)、ビデオ本体から構成され、ディレクトリ構造も定義されている。ビデオの再生はナビゲーションシステムの一部として統合されており、スクリプトコードで制御され起動される。
実行部は、ビデオ再生とナビゲーション用アプリケーションの実行と描画を行う。マークアップは構文解析されてDocument Object Model(DOM)に変換された上でECMAScriptコードにてUIレイアウトを実行時に制御・修正できるようになる。アニメーションとインタラクティブ性は、UIウィジェットのレイアウトを動的に変更することでなされる。DOMと関連APIによって再生の一時停止、ナビゲーションUIの置換、映画の特定エリアのシーク(手動シークまたはブックマークのシーク)が可能となる。描画面は6層になっており、それを合成して表示する。それぞれの層は背景から前景の順に次のようになっている。
- Background plane: アプリケーションの背景色を決定する。
- Main video plane: ビデオ本体はこの面で表示される。
- Sub video plane: ピクチャ・イン・ピクチャなど2次的ビデオが表示される。
- Subtitles graphics plane: サブタイトル(字幕)が表示される。
- Application graphics plane: スクリプトとマークアップによるUIはこの面に描画される。
- Cursor plane: カーソルを表示する場合に使われる。
マイクロソフトはHDiアプリケーション開発用ツールを提供していないが、マイクロソフトはHDiシミュレータ(Windows XP上でHDiアプリケーションを実行しデバッグできる環境)を無料でダウンロード可能にしていた。ただしこれは完全な開発ツールではなく、再生デバイスでもない。サードパーティからは開発ツールが発売されていたが、Advanced ContentとHDiが使っているコンポーネント(XML、XSL-FO、XPath、ECMAScript)は広く使われているものばかりなので、HDi専用ツールでなくとも流用可能である。
HDiは光ディスクだけでなく、インターネット上のマルチメディアコンテンツなどにも応用できる。実際、2007年10月4日、東芝とマイクロソフトはAdvanced Interactivity Consortium (AIC)の結成を発表した[7]。
Advanced ContentとはDVDフォーラムが、メニュー、ブックマーク、ピクチャ・イン・ピクチャ、追加コンテンツやゲームなどのHD DVDのインタラクティブ機能のために定義した仕様で、タイマ、ユーザー入力(リモコンなど)などの機能が提供される。また、ネットワークにアクセスして追加コンテンツをダウンロードしたり、2次記憶装置上のブックマークなどの情報にアクセスしたりできる。表示スタイルの設定にはXSL-FOをベースとしたXMLマークアップが、タイマの設定にはSMILが使われ、アプリケーション作成時にはXPathを使うこともできる。
脚注
- ^ “Trademark press release”. 2008年7月28日閲覧。
- ^ “Microsoft Announces Use of HDi Logo by Toshiba and Hollywood Studios”. 2007年10月4日閲覧。
- ^ Engadget:iHD, HDi? Nope it's called Advanced Navigation
- ^ iHD changed to HDi
- ^ “HD-DVD Jumpstart Kit”. Microsoft. 2007年12月4日閲覧。
- ^ Peter Torr. “Maintaining Callback Semantics”. 2007年12月4日閲覧。
- ^ “Toshiba and Microsoft Announce Plans to Form Advanced Interactivity Consortium”. 2008年7月29日閲覧。
外部リンク
- HDIのページへのリンク