麦の周りの人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 19:44 UTC 版)
三宮 一機(さんみや かずき) 麦とまなみの幼なじみ。麦との付き合いはまなみよりも古く親友。色黒で背が高く、20歳以上に見えるが麦と同い年。バイクに乗り、腕っ節が強く、無茶なことをし続けるワイルドな性格なため、まなみの友達など一部の生徒からは恐れられている。よく髪型を変える。遊びに行く先々でナンパをしており、軽薄な男に見られがちだが、実は10年間まなみを思い続けており、後輩から告白をされた際にもわざと嫌われるような行動をとっている。麦のことを好きなまなみを見守り続け、自分の気持ちを隠し続けていた。自身の18歳の誕生日についに告白をし、付き合うこととなる。勉強はあまり出来ないためか高校を出たら働くつもりでいる。姉がいるが弟同様かなりワイルドなようである。 崎谷 まなみ(さきや まなみ) 麦と一機の幼なじみ。小学生の時に引っ越してきて、引越し当日に麦と一機に知り合った。小5の時からずっと麦のことが好きであったが、ひな子がいたために身を引いていた。麦とひな子が別れ、しばらくしてから告白するも、既に麦はゆうのことが好きになった後であったため振られてしまう。一年程後に再度告白するが、幼馴染みとして自分を大切に思うが故の麦の言葉を受け止め、その恋心に終止符を討つ。後に一機に告白されて付き合い始め、以降は麦の恋を応援している。 加山 ひな子(かやま ひなこ) 麦の元彼女でまなみの親友。東京への引っ越しによって、お互いがお互いに振られたと思っていたため、麦との恋人関係は自然消滅したが、麦のことが忘れられず高3の夏休みに麦に会いに尾道までやってきた。 かなりドジな性格でよくぶつかり、よく転ぶ。しかし不思議と怪我はしない。怖い物を見るなど極度に緊張すると気絶してしまう。中学生に間違われるような外見もあり、「ほっとけない」と思わせるような娘。 渡瀬 さゆり(わたせ さゆり) 麦の近所に住んでいたお姉さんで、東京の大学に通いながらモデルとして活躍中。麦には姉ちゃんと呼ばれ実の姉のように接しており、また麦の母親が亡くなって以降は、料理を教えたりと母親の代わりも務めてきた特別な存在。彼女にとっても麦は特別な存在であり、帰郷の際には実家より先に麦の家に向かう。 格闘ゲームの鉄拳が得意で、つかさから「師匠」として慕われている。ビールが好きで、麦の家に来ては毎回飲んでいる。9巻において麦達に四条拓実との婚約を話したが麦の賛成がなければ結婚はしないとゆうに話す。後に四条の人柄を見て安心した麦に祝福され18巻で結婚する。 志波 哲(しば てつ) 和食屋「まる」を営む料理人で、麦の目標となる人物。食器にもこだわりを持っており、かなり高い食器も店では使用している。プロレス観戦の帰りの麦とゆうを雨宿りをさせてくれたことが縁で知り合い、麦の才能を認めバイトとして雇う。スキンヘッドに髭を蓄え、眼鏡をかけた厳つい風貌をしている。口癖は「むう…」。あおいに対しては憎からず思ってはいるが、画家として自由に飛び回る彼女を自分が鎖となって縛りつけないようにと素っ気ない態度を取る。 園辺 あおい(そのべ あおい) 結構評価されている18歳の放浪画家で、雨の日に限り時々ふらっと哲の店にやって来る。抱きつき魔でキス魔。哲のことが好きで猛烈にアタックしているが相手にされていない。スレンダーで綺麗な体型をしているが、胸がないことを気にしている。
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