音戸瀬戸航路
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.mw-parser-output .thumbinner{display:flex;flex-direction:column}.mw-parser-output .trow{display:flex;flex-direction:row;clear:left;flex-wrap:wrap;width:100%;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .tsingle{margin:1px;float:left}.mw-parser-output .theader{clear:both;font-weight:bold;text-align:center;align-self:center;background-color:transparent;width:100%}.mw-parser-output .thumbcaption{background-color:transparent}.mw-parser-output .text-align-left{text-align:left}.mw-parser-output .text-align-right{text-align:right}.mw-parser-output .text-align-center{text-align:center}@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .thumbinner{width:100%!important;box-sizing:border-box;max-width:none!important;align-items:center}.mw-parser-output .trow{justify-content:center}.mw-parser-output .tsingle{float:none!important;max-width:100%!important;box-sizing:border-box;align-items:center}.mw-parser-output .trow>.thumbcaption{text-align:center}} 北口 南口。このように北側から来る船舶を目視できない。 可航幅は、本航路が幅60メートル(最浅水深5メートル)、その両外側に補助航路(水深3メートル)が設けられている。南北双方とも橋梁の下を通ることになり、北口が満潮時桁下39.0メートルの第二音戸大橋、南口が満潮時桁下23.5メートルの音戸大橋になる。現在の航路は1957年までに運輸省(現国土交通省)が掘削・整備したもので、1976年開発保全航路に指定されている。 北側の広島港および呉港から南側の安芸灘を最短距離で結び、関西および四国地方へと繋がる航路の中にある。貨物船・油送船などの内航小型船を中心に、漁船やプレジャーボートの他、高速旅客船や低速の台船・曳船なども航行する。1日あたりの船舶交通量は1960年代で約700隻、1990年代で約500隻。 狭い可航幅と多種多様な船舶が通る交通量の多さ、強くかつ複雑な潮流に加え、南側は約90度変針して幅500メートル×長さ1,000メートルの航路筋があり、さらに見通しが極端に悪いことから、危険な航路である。日本における代表的な右側端航行困難な狭水道である。そうした状況でありながら、海上保安庁の周知もあり他の狭水道とくらべて海難事故は少ない。海保が規制している海域の航法は以下の通り。 A線を横切って航行した、又は航行しようとする総トン数5トン以上の船舶は、音戸瀬戸北口灯浮標が設置されている地点を左げんにみて航行すること B線を横切って航行した、又は航行しようとする総トン数5トン以上の船舶は、音戸瀬戸南口灯浮標が設置されている地点を左げんにみて航行すること — 平成22年4月1日海上保安庁告示第92号概要、 瀬戸北口と南口の灯浮標を左に見て航行すること 速力は、できる限り落として航行すること 狭水道で行き会う場合は、早めに右転し左げん対左げんで航過すること 200トンを越える船舶は清盛塚から音戸灯台までの間は他船を追越したり、並航して航行することはさけること — 昭和50年2月20日呉海上保安部、 なお、音戸ノ瀬戸の北側に音戸瀬戸北口灯浮標、南側に音戸瀬戸南口灯浮標が設置されている。 音戸大橋下を貨物船が通る。 第二音戸大橋下を広島-松山(四国)間を結ぶ定期船が通る
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