音戸の瀬戸公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 14:08 UTC 版)
音戸大橋東詰から高烏台まで続く、敷地22.1ヘクタールの公園。高低差は約200メートル。上までの道に沿って句碑が点在している。そして平清盛の開削伝説にちなんだ碑・像が点在している。 音戸大橋付近の駐車場は元々料金所が置かれていたところで、無料開通した際に撤去された。道路沿いや法面を中心に約8,300本のツツジが植えられ、見頃となる春には観光客で賑わう。 中腹にはさくらの里とつばき園がある。園内には桜が2,300本植えられ呉市のおける桜の名所の一つとなっている。 上部が高烏台になる。高烏の名の由来は、神武東征において神武天皇を案内していた八咫烏が途中羽根を休めた地という伝承から。高烏砲台跡として、砲台基礎や弾薬庫の一部、兵舎跡が現存している。なお火薬庫のみ入船山記念館に移設されている。そして開削800周年を記念して、立烏帽子直垂姿の平清盛が日没の方向に扇を向けて立つ姿の2.7メートルの銅像「日招像」が1967年(昭和42年)7月に建立された。 音戸の瀬戸公園のツツジ。 音戸の瀬戸公園内の飲食店。
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