音上家の関係者
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音上 楽音(おとがみ がくおん) 声 - 比上孝浩 ラッキー達七つ子の実父。蝶調の元夫であり、世界三大音楽コンクールを易々と全制覇してしまう偉大なピアニスト。イチゴやトマトといった赤い食べ物が好物。 音楽業界でも有名な著名人だが、本性は冷酷かつ残忍な野心家。子供達の中で唯一「ファンタジー」を発する能力が低かったラッキーを「凡才」と見なした挙句、五男に躾の度を越えた虐待を行っていた。妻との離婚後も、ラッキー以外の子供達には溺愛する一方、徹底的なピアノの指導を強制して過剰なプレッシャーをかけながら教育していた。また、自身が積み上げてきた権力を利用し、自分にとって気に入らないと思ったピアニストはすべて業界から追放している。大富豪のパトロンを使い世界中のコンクールを買収し、「“天才”だけのコンクール」にして支配しようとしている。 音上 ドン(おとがみ ドン) 音上家の長男で、ラッキーの長兄。黄土色の逆立ったような髪型で、常に燕尾服を着用している。 曲に忠実な演奏をする事から、兄弟の中でも最も評価が高い。ピアノに熱心である一方、他の事柄については忘れっぽい所がある。 音上 レイジロウ(おとがみ レイジロウ) 音上家の次男で、ラッキーの二番目の兄。オレンジ色のおかっぱ頭。力強い演奏をする事から、「轟音の天才」と評されている。焼肉が好物。 幼い頃は兄弟達の中でも特にラッキーと仲が良く、よく彼のそばを離れようとしなかった。ラッキーを模したと思われる星頭の人形を大切に持っている。実の両親の離婚後、「実父や周囲からの過剰なプレッシャー」「五人の兄弟に対する疎外感」「親友との仲違い」などの出来事に関するストレスから不眠症になる。また、ピアノを再開したラッキーに対し、半ば八つ当たりのような態度をとっていた。最終的にラッキーによりある「願い」を叶えてもらった事と、実母と再会した事からラッキーと和解し、メンタルも回復。曲に忠実な演奏をするようになった。 音上 ミーミン(おとがみ ミーミン) 音上家の長女で、ラッキーの姉。天然パーマがかかった長い緑髪の美少女。麺類(味噌ラーメン)とティラミスが好物。 かなりの天真爛漫かつ自由奔放な性格で、幼い頃から危なっかしい行動を取っては他の兄弟達を心配させる事が多く、実父に対して挑発的な態度を取る小悪魔のような一面も併せ持つ。また、実父のことは「パパン」、実母のことは「ママン」と呼んでおり、他者にすぐニックネームをつけて呼ぶのが癖。 他の兄弟同様、実父の束縛に苦しんでいる。本人は自由な演奏を望んでいるが、周囲が自由な演奏を否定する事に納得していない様子。 音上 ファンタ(おとがみ ファンタ) 音上家の三男で、ラッキーの三番目の兄。髪色は紫で、爆発したような髪型。 相当なプレイボーイらしく、ガールフレンドが数人いる。その一方、蝶調が離婚により家を出ていった事が原因で、実母を「自分を捨てる女」と見なし嫌悪している。 音上 ソラチカ(おとがみ ソラチカ) 音上家の四男で、ラッキーの四番目の兄。髪色は空色で、波打ったような短髪。 無表情である事と、眠っている場面が多い。レイジロウの発言から、兄弟の中では常識的である事が伺える。 音上 シカト(おとがみ シカト) 音上家の六男で、ラッキーの弟。黒髪でストレートのロングヘア。 普段は物静かで、兄弟から離れて一人遠くを見ている事が多い。その一方、兄弟随一のファーザー・コンプレックスで、実父に何かあった時は兄姉が相手でも苛烈な態度をとる。一方、幼い頃に出ていったラッキーや実母には無関心。 ラッキーの祖父 ラッキー達七つ子の祖父。有名なピアニストだった。本名や容姿を含む詳しい素性は不明。 ココレ 音上家の使用人。また、レイジロウの付き人の女性。 元々は楽音に雇われた身であるが、様々な出来事による不眠症に加え、心から笑えなくなったレイジロウを心配している。
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