非正規の聖闘士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 06:04 UTC 版)
「聖闘士星矢の登場人物」の記事における「非正規の聖闘士」の解説
聖闘士としての実力を備えながらも守護星座の導きを欠いたために正規の資格を得られなかった者たち。ドクラテスと炎熱聖闘士の2人は力のある者に私兵として仕えることから私兵聖闘士とも呼ばれ、星座を象った聖衣ではなく、戦闘スタイルに合わせた独自の聖衣を纏う。 ドクラテス 声:佐藤正治 技:ヘラクレス猛襲拳 カシオスの兄。数ある聖闘士の中でも最も巨大な体躯と最大の肉体的パワーを誇り、その怪力に比べれば青銅聖闘士一のパワーの持ち主とされる檄すら赤ん坊同然といわれる。 当初は一輝の監視役として登場し、暗黒聖闘士を率いた一輝が星矢たちの抹殺に失敗したとみるや姿を現し、直属の部下7人と共に星矢たちと戦った。後にグラードコロッセオで星矢たちと再戦し、体全体を武器とする戦法に加え、瞬が「化け物」と驚愕するほどの耐久力で星矢たちを苦しめるが、氷河の凍結拳で動きを封じられ、星矢の流星拳と瞬のネビュラチェーンで倒された。 炎熱聖闘士(えんねつセイント) 声:山口健 技:ファイヤースクリュー ギガース秘蔵の聖闘士。アテネの街でぐれていたところをギガースに拾われ、灼熱の修行場で修行をつけられ炎の拳を身につける。ギガースには強い恩義を感じている。 黄金聖衣のマスクを奪還するために沙織らが身を隠していた山荘を襲い、瞬と激突。瞬が「これまでの敵で最強」と驚愕するほどの実力で、大地をも焦がすといわれる炎で瞬を苦しめるが、地下風穴から復活した一輝の幻魔拳によって幻覚を見せられて敗れ去った。 水晶聖闘士(クリスタルセイント) 声:池水通洋 技:ダイヤモンドダスト、凍結拳(シベリア仕込みの足封じ技) アニメ版における氷河とアイザックの師でカミュの弟子。シベリアに居を構え、第一線を退いて聖闘士の養成に専念している。凍気の威力は雑兵の一隊もろとも周囲が凍結するほどに凄まじい。心技体すべての優れた聖闘士として人々から慕われていた。 住民を酷使してシベリアに氷のピラミッドを建設しようとした新教皇アーレスに抗議するため聖域に赴くが、反逆罪に問われて激怒、拳を振るうもアーレスに洗脳されて小宇宙の質まで変容した悪鬼と化し、住民を救出しに来た氷河や星矢と対決する。一連の戦いでは、ダイヤモンドダストの2段攻撃、裸絞、締め技からの氷結拳、幻術、後述のピラミッド破壊に用いた赤い氷の結晶を生じる拳など多数の技を使用した。最後には正気を取り戻し、自らの手でピラミッドを破壊した後、氷河の腕の中で息を引き取り、氷の下に葬られた。 玩具『聖闘士聖衣神話』では聖衣が雪の結晶を模ったオリジナルのオブジェ形態となるようアレンジがなされている。
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