非正社員を増やす
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 00:34 UTC 版)
2000年には労働者の74.0%が正規雇用であったが、2010年には65.6%にまで減少している。非正社員の増加は、企業収益に関わらず、コスト削減などの競争力を維持したい企業は非正社員でまかなえる業務は非正社員でまかなおうとする傾向があるため、構造的なものと言える。例えば、コンビニエンスストアにみられるように企業間のサービス競争の中で24時間体制(の深夜労働または年中無休)での労働になり、なおかつ最低賃金(+深夜の割増賃金)でしか雇用しないなど過酷な勤務も増えた。「業務請負#日本」、「バブル崩壊#アウトソーシング(業務請負)・労働者派遣」、「貧困ビジネス#業務請負」、「貧困ビジネス#労働者派遣事業」、「偽装請負」、「労働者供給事業」、「タコ部屋労働」、および「タコ部屋労働#衰退」も参照
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