青嵐領デラルザ
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「ソード・ワールド2.0リプレイ 新米女神の勇者たち」の記事における「青嵐領デラルザ」の解説
アイヤール内周の領。気候が温暖で安定しており、果物の栽培が有名。貴族の別荘が点在している。 “夢見の予知姫”ミスティン・デラルザ・アイヤール ホーリエルの姉で、第一皇位継承権の持ち主。病弱なため、気候の良い青嵐領に暮らしている。愛称はミスティ。しばしば予知夢を見ることができるという特殊能力の持ち主。ジークの父ザムエルとは何らかの面識があり、子守になるルーンフォークを欲しがった彼に起動前のメッシュとアイシャを譲った。幼い頃のジークを知っているらしく、彼を子供扱いしている。 8巻で実はジークとベルにとって父親違いの姉に当たることが判明した。だが、何らかの予知をした直後にその内容を伝える間もなくアーメス教団によって誘拐されてしまう。ぞんざい勇者団によって無事救出され、《白峰領》の滅びの危機について語ったが、離宮が再襲撃を受けたため大事をとって中央に移ることになった。 婚約者として『血風領シュナイダー』の領主の下で保護されている亡国の王子「トラヴィス・リーネ」がいる。 リプレイ『ドラゴンスレイヤーズ-かくて神への扉はひらかれる-』ではプレイヤーキャラクターとして登場。最高位のミスティックであり、他にアルケミスト・セージ・レンジャーの技術・知識も併せ持っている。この時点では情勢が安定したせいか離宮へと戻っていた。 “百面の英雄”パジャリガー・コルディン ライフォスの神官戦士。故人。数十年前に活躍し、神殺しの剣〈パジャリガー・スラッシュ〉を振るって二の剣の小神を討伐したという。しかし若くして亡くなったため、ルーンフォークの影武者が何体か用意される運びになった。現在では彼の死は公開されており、生地にして終焉の地である村は史跡を観光名所としている。 実は〈パジャリガー・スラッシュ〉の効果は神殺しではなく魂の穢れの吸収であり、宥和神アーメスの分体アレンの穢れを吸って弱体化させた。パジャリガーは神の穢れを自分の身に封じたため、蘇生時にアンデッド化して討伐されたのである。現在、彼の意識はゴーストとなって地上にとどまり、秘密の墓所で自らの遺体を監視している。性格は気さくで朗らかだが、自分の鎧をジークに渡すのは渋っていた。 11巻では妻アナトラとともに《白峰領》を訪れ、ジークたちにライフォス神の加護を授けた。 カイト パジャリガーの友人だったドワーフ。史跡の英雄像は彼が作ったのだが、元・影武者たちを自由にするため、わざと似ないように手を加えていた。しかしそのことがパジャリガーに執着する怨霊バンシーの恨みを買い、塔から突き落とされて死亡した。 “賢女”アナトラ・コルディン パジャリガーの妻。夫の死後は「アナ」の名でデラルザに留まり、墓所を見守り続けていた。年齢を重ねてもコンジャラーの腕は健在。11巻では夫の霊をつれて《白峰領》におもむき、ジークたちの手助けをした。
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