青崩峠トンネル調査坑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 14:15 UTC 版)
「三遠南信自動車道」の記事における「青崩峠トンネル調査坑」の解説
青崩峠トンネルの本体延長は4,998 mであるが、その調査坑の延長は5,014 mである。長野県側(北側)部分を小嵐トンネル(調査坑延長 2,607 m)と、静岡県側(南側)を池島トンネル(延長2,407 m)と称し、両側から掘進を始めた。小嵐トンネルの坑口側(その1工事)1,344 mと池島トンネルの坑口側(その1工事)1,239 mの完成を経てその2工事(小嵐トンネル側1,263 m、池島トンネル側1,168 m)が進められた。小嵐トンネル(長野側)は2019年3月に完成、池島トンネル(静岡側)は施工中のトンネルが大きく変形するなど地質が不安定で難工事となっていたが、2019年12月に完成した。なお、調査坑は本坑工事では土砂などの運搬抗として、完成後は本トンネル内の事故発生時の避難坑として使用される。
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