隠し子達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/20 04:22 UTC 版)
8人目は未だ登場していない。 笹屋渓(ささや けい) 3歳。母子家庭で育った。一光の息子ではないと主張している。渓の母 過去、スタイリストをしていた時、瑞穂一光の世話になり肉体関係もあったが、本当に好きな男性と出会い、その人物との間に子供が出来、妊娠中に瑞穂一光から姿をくらませた。遺産分与を断る。 国掛由馬(くにかけ ゆうま) 17歳。男子高校生。アマチュア将棋選手。七村光と出生日が半年も離れていない。下小倉から連絡を受け、光に会いに来、初対面で「余計なことをするな」と殴る(※自分が妹としか見られない国掛千佳に、異父兄妹だと判ると困るがゆえの行動)。瑞穂一光に似ている。一時は遺産分与を放棄し、無関係であることを望んだが、他の隠し子に興味を持ち、瑞穂一光の財産分与の手続きを手伝い始める。清水さゆり(しみず さゆり)/ 国掛さゆり(くにかけ さゆり) 由馬の母親。元女優。瑞穂一光と結婚前に交際していた。女優を引退して結婚した。由馬は瑞穂一光の息子ではないと思ってきた。一光の死後、家にマスコミが来るようになり、七村崇子を訪ね相談する。 国掛千佳(くにかけ ちか) 由馬より1歳下の妹。16歳。由馬に恋心を抱き、由馬が異父兄妹だとしたら結婚したいと思っている。 沖野しのぶ(おきの しのぶ) 13歳。義父の大衆演劇団の劇団員で、女形役。一見、美少女。今の父親が義父であることを知っており、七村光が父親の話を持ちかけた時「本当の父親が見つかったら、母を殺した敵討ちをする」つもり。マスコミの騒動から隠れて、七村光、国掛由馬と一緒に生活し、他の隠し子にも会いたいと思うようになる。沖野 しのぶの義父で、大衆演劇団の座長。しのぶが一光の息子だと沖野瞳から伝えられ知っていた。光がしのぶに一光の財産分与のことを伝える前に、光がしのぶの異母兄弟だと見抜き、光に異母兄弟であっても、しのぶと会わせることを拒んでいる。そしてマスコミにしのぶが一光の隠し子だとリークした。誰よりも沖野しのぶにスポットライトが当たるようにとの思いで行ったことだったが、しのぶが望むことではないと後になって後悔する。 沖野瞳(おきの ひとみ) しのぶの母親。2年前に他界している。劇団員だった。未婚でしのぶを出産し、その後沖野と結婚した。 末次渡(すえつぐ わたり) 27歳。シェフ。自分が一光の隠し子だと知っていたが、他にも隠し子がいるとは知らなかった。母から光のことを教えられ続け、光に会いたいと思っていた。一時、光を下小倉や他の隠し子達から遠ざけ、自分の家に軟禁する(光しか一光の子供だと認めておらず、光の父親代わりになりたがっての行動だった)。母亡き後は光と一緒に生きて行くつもりでいる。一光と下小倉とで、七村光に隠し子達に会いに行かせているのは、何かの企みだと推測している。下小倉が光に悪影響を及ぼしていると考え、光から遠ざけようと下小倉を脅迫する。末次杏奈(すえつぐ あんな) 渡の母親。お互いが学生時代の時に一光と交際し、渡を出産。一光とは結婚しなかった。別れた後も一光を愛し続け、息子に、一光の実子・七村光のことばかり語っていた。不治の病で余命わずか。一光の子供は渡と光だけだと信じていたが、しのぶに瑞穂一光の隠し子疑惑がかかっているとのニュースを見た直後亡くなる。 柚木子温(ゆずき しおん) 17歳。音楽大学付属高校に通っている。母には秘密裏に下小倉を通じて父からとされる援助を受けている。父に会いたがっていた。母からは父について教えられていない。父は内順一の父と同一人物だと思っている。内順一とは一緒に路上ライブをする仲。 内順一(うち じゅんいち) 17歳。ヴァイオリンを弾く。母は3年前に故人。下小倉を監視し、七村光、国掛由馬、沖野しのぶの3人がマスコミから隠れて生活している部屋を探り当て、「俺にもここにいる権利がある」と居座る。自分の出生、瑞穂一光の担当弁護士、他の隠し子達のことを知っていた。幼い頃、柚木子温、佐藤優と同じ病院で育った記憶がある。自分と柚木子温と佐藤優の父は瑞穂一光ではなく、芦沼望だと思っている。 佐藤優(さとう ゆう) 17歳。内順一の路上ライブを見物していた人物。隠し子達のことを知っていた。突然、隠し子達が下小倉に匿われ生活している部屋を訪ね、国掛由馬と内順一を誘い出し、そこに週刊誌の記者を鉢合わせさせ、写真を撮らせる。俳優志望で、マスコミの注目を集めるために週刊誌にリークしていたのだった。
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