金融上の株主の分類とは? わかりやすく解説

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金融上の株主の分類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 02:45 UTC 版)

株主」の記事における「金融上の株主の分類」の解説

大株主 持ち株比率の高い株主のこと。厳密な定義はない。 筆頭株主 持ち株比率が一番高い株主のこと。一般的には親会社創業者一族(※創業者同族による資産管理会社および関連企業)や資本提携企業主力取引銀行メインバンク)や機関投資家などが筆頭株主となることが多い。 法人株主 株主のうち、各種法人・会企業等株主。なお、厳密に法定上で組合(※組合の項を参照)は法人格有しないため、法人株主該当しない安定株主 企業業績株価の変動などに左右されず、長期的に株式保有する株主厳密な定義はない。一般的には親会社創業者一族従業員持株会金融機関取引先など。 浮動株主 業績株価反応し短期株式売却する思われる株主厳密な定義はない。なお、TOPIX浮動株比率では、発行済み株式総数から固定株除いた株式浮動株定義しており、この場合固定株とは大株主上位10位の保有(但し、預託機関等の保有のうち公表資料から浮動株判断できる株式浮動株として扱う)、自己株式等、役員等保有等をいう。 外国人株主 外国居住地有する個人法人株主欧州人々から見れば米国中国日本株主外国人株主であり、米国から見れば欧州中国日本株主外国人株主である。 機関投資家 株式への投資により利益を得ることを業とする法人を言うが、より限定的には、自己資金ではなく信託された投資信託年金資金など莫大な投資資金運用する投資家を言う。一般には、銀行を含む株式持ち合い企業は、機関投資家とは言わないマスタートラスト 従来投資信託年金等の信託財産について、信託銀行及び生命保険会社自己の名義保有していたが、資産保管管理機能統合によるコスト削減目的として複数金融機関出資し信託銀行設立。それらの株式をすべて名義譲渡しているため大株主見えるが、議決権の行使預託している年金基金等がマスタートラスト通じ間接的に行っている。 社員株主制度 (ほぼ)日本における株式会社独自の制度で、会社従業員のみで出資行い株式保有する。すでに時事通信社が同制度導入していた先駆的存在であったが、報道通信事業者共同通信社株式会社設立機に次第世間知られるようになった

※この「金融上の株主の分類」の解説は、「株主」の解説の一部です。
「金融上の株主の分類」を含む「株主」の記事については、「株主」の概要を参照ください。

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