連査閉塞式とは?

連査閉塞式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/08/05 01:14 UTC 版)

連査閉塞式は、タブレット閉塞式の考え方を進めて通票タブレット)を用いないで済むように開発された閉塞方式である。 閉塞区間両端の駅に連査閉塞器を設置し、停車場内の路線には軌道回路設置して、さらにその両端にある場内信号機前後に50m程度の開電路軌道回路OT)と閉電路軌道回路CT)の2つの短小軌道回路設置しており、この2つの軌道回路列車が踏むことによって閉塞区間内の列車有無検知して閉塞確保する、チェックイン-チェックアウト方式閉塞方法である。 列車発車させる際は、両駅で閉塞区間内に列車がいないことを打ち合わせをして確認した後、両駅で進路てこにより進路構成させ、その後駅で方向てこを反位に操作して閉塞行い出発側の駅の出発信号機進行(緑)を現示する。その後出発した列車出発側の駅の出口側にある閉電路軌道回路を踏むと出発信号機停止(赤)を現示し、通過後も停止現示したまま保留し、閉塞区間内に列車がいることを表示盤に表示される。その後列車到着側の駅の入口側にある開電路軌道回路を踏んで到着駅に到着すると、閉塞区間内に列車がいないことを表示盤に表示されるので、両駅で方向てこを定位操作して閉塞解除する。方向てこが反位になっている間は到着側の駅の出発信号機停止現示したままとなり、出発信号機操作できないよになっている。よって出発信号機を守っていれば通票という物証を用いなくても閉塞実現されることになる。 通票を扱う機会の多い線区や、豪雪地帯など通票扱い支障のある線区多く導入されたが、タブレット閉塞式と同じく駅で信号取扱者が必要なこと、両駅で同一方向にまた列車出発させる場合には、再度駅で打ち合わせをする必要があること、1962年羽越本線発生した事故により、閉塞直前転換した際に双方の駅から同時に列車進入できてしまう構造上の欠陥から安全性問題視されたことや、後に開発された特殊自動閉塞式へ容易に改良できることから、急速に姿を消した。現在、JR旅客列車運行されている路線では山田線盛岡駅 - 宮古駅間でのみ使用されている。

※この「連査閉塞式」の解説は、「閉塞 (鉄道)」の解説の一部です。» 「閉塞 (鉄道)」の概要を見る

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Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの閉塞 (鉄道) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

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