近年の冬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 02:52 UTC 版)
戦後直後の1950年代 - 1960年代で規模が大きい日本の寒冬は1953年、1957年、1967年、1968年など。1970年代に突入すると寒冷化(地球寒冷化)が進み、以前の20年間よりも気温が低い冬を多く出した結果となった。1970年代 - 1980年代は寒冬がとても多く、規模がかなり大きい寒冬は1970年、1974年、1975年、1977年、1981年、1984年、1986年と、1950年代 - 1960年代に比べてかなり多くなっている。現在の基準で、全国平均が平年以下(平年差が0.0℃を下回る)となった寒冬は1970年、1971年、1973年、1974年、1975年、1976年、1977年、1978年、1980年、1981年、1982年、1983年、1984年、1985年、1986年など、ほとんどが寒冬で、日本戦後有数の大寒冬も、多くが1970年代 - 1980年代である。1990年代は異常に暖冬が多く、全国平均が平年以下となったのは1996年のみ。21世紀以降では地球温暖化により寒冬が減ってきているが、2000年代以降の全国平均が平年以下(平年差0.0℃を下回る)となった寒冬は2000年、2001年、2003年、2006年、2008年。2010年代では2011年、2012年、2013年、2014年、2015年、2018年、2020年代では2022年と1990年代に比べれば増えている。しかし、2016年以降は、全国的に暖冬となる頻度が多くなりつつある。2019年、2020年、2021年は3年連続東日本では大暖冬となった。
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