軍歴・政界進出とは? わかりやすく解説

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軍歴・政界進出

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/18 05:36 UTC 版)

レハバム・ゼエビ」の記事における「軍歴・政界進出」の解説

将校として、当初ユダヤ人自警団ハガナー」及び「パルマッハ」、後にイスラエル国防軍勤務した。各中東戦争従軍者であり、参謀本部作戦課長少将階級退役したまた、ゼエビの息子の名はかつて所属していた組織の名である「パルマッハ」である。 1974年から1977年まで、イスラエル首相イツハーク・ラビン情報活動テロ対策問題担当顧問だった。 1988年自身創設したモレデット(祖国)党から出馬し政界へ進出国会議員となり、4期つとめる。ラビ・メイル・カハネが主宰する宗教原理主義政党カハ激し糾弾を受け非合法化されたため、その受け皿となった。ゼエビは政界でも最右派論者として知られた。同党は、パレスチナ人ヨルダン人とみなし、凶悪犯罪犯した際にはヨルダンへの追放主張していた。ヨルダン1967年第3次中東戦争まではヨルダン川西岸支配し人口の7割はパレスチナ人である。イツハーク・シャミール政権には、無任所相として入閣を果たすが、1991年マドリッド和平会談抗議し辞任1996年発足したベンヤミン・ネタニヤフ政権では閣外協力という形で政権参画1999年、モレデット党は、トクマ復興)党及び「我が家イスラエル」党と合流し議会で「国家統一我が家イスラエル会派形成したアリエル・シャロン国民統一政府では、観光相だった。ユダヤ教帽子キッパー常時着用し、そのアラブ・パレスチナに対す強硬姿勢から敵も少なくなく常に拳銃携帯していた。 2001年10月17日エルサレムハイアットホテルで、PFLPパレスチナ解放人民戦線所属パレスチナ人テロリストにより暗殺された。ゼエビは17日朝、同ホテル夫人と共に朝食をとった後、一時的に夫人離れた間隙を突く形で銃撃加えられた。ゼエビは暗殺される2日前にアリエル・シャロン首相歴代首相としてはじめて、パレスチナ国家創設言及したことに抗議し辞任辞表発効目前にしての暗殺であった自身党首つとめていたモレデット党の党首側近のベニー・エロンが後を継いだ2007年12月暗殺事件実行犯終身刑判決下された

※この「軍歴・政界進出」の解説は、「レハバム・ゼエビ」の解説の一部です。
「軍歴・政界進出」を含む「レハバム・ゼエビ」の記事については、「レハバム・ゼエビ」の概要を参照ください。

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