越前家
越前家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 13:48 UTC 版)
「テニスの王子様の登場人物」の記事における「越前家」の解説
南次郎が住職をしている寺内の家に住んでいる。テニスコートがあるほど庭は広く、また家ではカルピン(声 - 中川玲)というヒマラヤンの猫(3月生まれの2歳♂)を飼っている。 越前 南次郎(えちぜん なんじろう) 声 - 松山タカシ、植木誠(中学生時) / 演 - 岸谷五朗 利き腕:右 リョーマの父親。性格は陽気で子供っぽく、スケベ。寺の縁台や鐘楼でグラビア雑誌を読むのが日課である。喫煙者。カルピンをよくからかうが、逆に噛まれたり引っ掻かれたりしている。口癖は「まだまだだな」であり、リョーマの口癖である「まだまだだね」の元となっている。現役からは退いたのちも依然として筋肉質の引き締まった肉体を保っている。 青学テニス部OBで、リョーマと同じくスミレに師事していた。アメリカ留学中に倫子と出会い結婚し、リョーマを授かった。 現役時代は「サムライ南次郎」と呼ばれ、世界を相手に37戦全勝(グランドスラムはケガがもとで逃している)した元プロ選手。世界ランク1位を目前にプロ転向後1年半で引退し、現在は臨時で寺の住職をしている。彼が引退を決めたのはリョーマが世界の強豪以上に手強いライバルとなり得ると予見したからである。現役を退いて十数年経過した今でも腕は衰えておらず、リョーマを毎回試合で叩きのめしながらも、同時に彼が自身を超え、いつか自身を倒せる選手に成長する事を望んでいる。テニス界では引退した今でも知名度は高い。 両目を瞑っていても試合をする事が可能。「サムライゾーン」を始め、リョーマの「ツイストサーブ」や一本足での「スプリット・ステップ」は自身のコピー。また、リョーマと同様に、二刀流の使い手であり、アニメではフォアに比べてあまりにも鈍いバックハンドストロークをカバーするためにし始めたことが描写されている。28年前に「天衣無縫の極み」を開いた人物だが、「「天衣無縫の極み」は誰でも開ける可能性がある」と話している。 原作に比べ、アニメでは頻繁に登場している。リョーマの父親で有名な元プロである事自体は早い段階で明かされているが、身分を明かしていないため青学の選手からは「不審人物」として扱われており、リョーマの父親としては認識されていない。 越前 倫子(えちぜん りんこ) 声 - 中尾友紀、皆川純子(竹内倫子、129話以降母親役も兼任) リョーマの母親で南次郎の妻。旧姓、竹内(たけうち)。若い頃は勝気で行動的な性格だった。 弁護士を目指しアメリカに留学していた時南次郎と出会い、とある事件をきっかけに次第に惹かれあい、結婚した。当時はテニスをしており、リョーマ同様FILAのブランドを愛用していた。 原作・アニメ共にリョーマが中学1年の現在の顔は一度も描写がなく、後ろ姿のみ。 菜々子(ななこ) 声 - 水野理紗 リョーマの従姉であるロングヘア美人の女子大生。学校が自宅から遠いため、越前家に下宿している。
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