えちぜん〔ヱチゼン〕【越前】
越前
- 包茎を云ふ。越前家(福井藩)の鎗の袋が包茎に似たりとて云ひ初めしなりと聞く。明和以後の川柳に此語多く出づ。「一国はむくれてるのを笑ふなり」「押さへたは越前なりと湯番いひ」
- 越前。包茎の隠語。福井藩越前家の鎗の袋の形、包茎に似たるよりいふ。「痿陰陰逸伝」に「かりだかあれば越前あり」。「春色仮寝遊女物語」に「股からちよいちよい顔を出す皮つかぶりの越前が」とあり。「越前はへのこくらべをいやといひ」「越中がはづれて隣りの国を出し」「押へたは越前なりと湯番いひ」「一生に一度越前皮をむき」「越前は一本もない長局」「一国はむくれてるのを笑ふなり」「越中は越前様の衣服なり」「越前は肥後の加勢をたのむなり」「越前で嫁人知れず不たのしみ」。
- 〔隠〕包茎のこと。
- 包茎のことをいふ。
- 包茎を云ふ。
- 包茎の隠語。
- 包茎のこと。越前守は熊の毛皮の槍を用い、行列の折などこれを押し立てて歩いたので。〔風流〕
- 包茎。〔不〕
- 包茎のこと。
分類 不、俗語
越前
| 名字 | 読み方 |
| 越前 | えちぜん |
越前
| 姓 | 読み方 |
|---|---|
| 越前 | えちぜん |
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