誰か、海を。 EP - DAWN
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「Aimer」の記事における「誰か、海を。 EP - DAWN」の解説
9月、ミニアルバム『誰か、海を。 EP』を発表。表題曲「誰か、海を。」は、音楽家の菅野よう子がプロデュースと作曲、シンガーソングライターの青葉市子が作詞を手掛け、菅野が音楽を担当したテレビアニメ『残響のテロル』のテーマソングに起用された。作品には、Galileo Galilei、APOGEEの永野亮がそれぞれリミキサーとして制作に参加した他、阿部真央の楽曲「for ロンリー」のカバーでは、Aimer自身が阿部とのコラボレーションを切望したことから阿部本人をゲストボーカルに迎えて制作された。また、同月にはGalileo Galileiの楽曲「バナナフィッシュの浜辺と黒い虹 with Aimer」にゲストボーカルとしてコラボレーション参加し、デジタル配信の先行販売が開始された。 12月、7枚目のシングル「broKen NIGHT/holLow wORlD」を発表。4枚目のシングル「あなたに出会わなければ 〜夏雪冬花〜/星屑ビーナス」以来の両A面シングルとなり、収録曲のうち3曲がTYPE-MOON制作のPS Vitaゲーム『Fate/hollow ataraxia』のテーマソングに起用された。発売を記念したタワーレコードでのインストアライブは『TOWER OF LOVERS VOL.6 〜Xmas Special〜』と題し、自身初となるクリスマスライブとして開催された。2015年1月からは初の全国ツアー『Aimer Live Tour "Maiden Voyage"』を大阪・福岡・名古屋・東京の4都市4公演を開催。初日の大阪公演では声が出なくなるトラブルに見舞われながらも全公演を完遂。2月、豊洲PITで行われたagehasprings主催のイベント『Synapples 2.0 〜no border between sounds〜 Produced by agehasprings』に参加。同月には配信限定シングル「君を待つ」を発表。5月、Music Jacket Promotion Committeeが主催する「ミュージック・ジャケット大賞2015」にて、ミニアルバム『誰か、海を。 EP』のジャケットアートワークで準大賞を受賞。同月にはONE OK ROCKの全国ツアー『ONE OK ROCK 2015 "35xxxv" JAPAN TOUR』の横浜アリーナ公演のサポートゲストとして抜擢されオープニングアクトを務めた。 6月、8枚目のシングル「Brave Shine」を発表。全国ツアー『Aimer Live Tour "Maiden Voyage"』大阪公演で声が出なくなった経験が基となって歌詞が書かれた表題曲「Brave Shine」は、テレビアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』2ndシーズンのテーマソングに起用された。シングル発売翌日にはインターネットライブ『Live at anywhere』の26回目の放送をニコニコ生放送で放送されているインターネット番組『リスアニ!STUDIO』特別編としてのコラボレーション企画で行われ、披露された10曲の中から「冬のダイヤモンド」「Cold Sun」「六等星の夜」の3曲のライブ音源を初のハイレゾ配信として、その翌日から3ヶ月限定で配信が開始された。 7月、3枚目のオリジナルアルバム『DAWN』を発表。「夜」をテーマに制作された過去アルバム2作品とは対照的に初めて「夜明け」をテーマに制作された本作は、既発のシングル曲のほかテレビアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』挿入歌として既に発表されていた「LAST STARDUST」や、メジャーデビュー前に漫画雑誌『月刊コミックゼノン』CMソングとして起用された「キズナ」などが初めて音源化されており、週間オリコンチャートでは最高4位を記録した。同日には自身初となるスマートフォン専用対応の公式ファンクラブ「Blanc et Noir」が開設された。9月、SawanoHiroyuki[nzk]のアルバム『o1』にゲストボーカルとして参加。NHK連続テレビ小説『まれ』の劇中歌として小林未郁が歌唱した「Song of ..」のカバーと、澤野が2006年にイーフェイに提供した楽曲「月の夜」のリメイクである新曲「s-AVE」の2曲が収録され、うち「s-AVE」はリードトラックとしてミュージックビデオが制作された。同月からは全国ツアー『Aimer Live Tour "DAWN"』を金沢・仙台・名古屋・福岡・大阪・東京の6都市7公演を開催。大阪および東京公演以外は『Live at anywhere』シリーズとして、音楽イベントを行う前提でない場所でのライブが企画され、金沢公演は美術館(金沢21世紀美術館シアター21)、仙台公演は教会(セントジョージ教会)、名古屋公演は小劇場(千種文化小劇場)、福岡公演は能楽堂(住吉神社能楽殿)でそれぞれ開催された。またこの年の作品発表をもって、所属レーベルのDefSTAR RECORDSがレーベル吸収統合に伴い廃止となり、SME Recordsへ移籍する。
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