誰かが誰かと(麦畑)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 17:58 UTC 版)
戦後、「故郷の空」をバーンズの詩に近い形に改作したのが、詩人の大木惇夫と声楽家の伊藤武雄共作による「誰かが誰かと」である。「麦畑」とも呼ばれる。 東京芸術大学の教授だった伊藤は、当時東京大学音楽部を指導していた経緯もあって、外国の歌はもっと原語に忠実に訳すべきという考え方からバーンズの詞に近い形に戻した。 曲も、リズムが「故郷の空」のものではなく“Comin' Thro' the Rye”の「2nd Sett」に似るが、「長短短長」がさらに多い独自のリズムになっている。
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