語源と別称
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かっぱ巻きを最初に考案したのが「八幡鮨」であったにしても「甚五郎」であったにしても、ともに胡瓜を具材(芯)とする海苔巻きを「キュウリ巻き」としている。それがいつの頃から「かっぱ巻き」と呼ばれるようになったのかについては、はっきりしない。その由来も、「胡瓜が河童の好物であるから」、「胡瓜を輪切りにした時の切り口が河童の皿に似ているから」、「切り口が、カッパ天王の異名を持つ牛頭天王(須佐之男命)を祭る祇園社(あるいは荏原神社)の神紋に似ているから」など、諸説ある。 かっぱ巻きの元祖を自称する「八幡鮨」の安井は、当時、漫画家の清水崑がよく描いていた河童の絵が由来ではないかとし、その中にたまたま胡瓜を持っていたものがあり「それを見て、キュウリ巻きをカッパ巻きと呼んだんじゃねえか?」と推測している。 現在では、「かっぱ」は胡瓜を意味する寿司屋の符牒となっており、単に「かっぱ」でかっぱ巻きを意味することもある。さらに、河童と合羽を掛けて「レインコート」と呼んだりもする。また、1993年(平成5年)頃には、同年発足したJリーグの黎明期に活躍し、その容貌から「カッパ」の愛称で親しまれた鹿島アントラーズのアルシンドにちなんで「アルシンド巻き」とも呼ばれた。
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語源と別称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 07:03 UTC 版)
古ノルド語のvalkyrjaは、valr(戦場の死体)とkjósa(選ぶ)の2語から構成され、合わせて「戦死者を選ぶもの」を意味する。古英語の同根語にwælcyrgeがあり、文献学者のウラジーミル・オーレルは、これらからゲルマン祖語の語形*wala-kuzjōnを再建した。ただし、古英語の単語が単に古ノルド語からの借用である可能性もある。 古ノルド語の文献でヴァルキュリャを指す他の語として、『オッドルーンの嘆き』にある「願いの乙女(óskmey)」や、『名の諳誦』にある「オージンの乙女(Óðins meyjar)」「ヴィズリルの乙女」「死の乙女(valmeyjar)」などがある。「願いの乙女」はおそらく、オージンが持つ多くの異称の一つ「願いを叶えるもの(Óski)」と関連しており、オージンがヴァルホルに死者たちを受け入れるということに言及したものと考えられる。
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