語の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/20 08:20 UTC 版)
英語のIdiolectという語は、ギリシャ語の接頭辞で「個人の」といった意味合いを持つ「idio」と、英語で「方言」を意味する「dialect」からつくられたものである。
※この「語の由来」の解説は、「個人言語」の解説の一部です。
「語の由来」を含む「個人言語」の記事については、「個人言語」の概要を参照ください。
語の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 01:25 UTC 版)
成金(成り金・なりきん)は、将棋に由来する言葉である。 玉将(王将)・金将以外の駒が敵陣(1段目〜3段目)を進入させるとき、その駒が「成る」ことを選択できる(成駒)。特に、歩兵、香車、桂馬、銀将が成った場合は、以降、金将と同じ動きとなる。駒が成ったことを明らかにするため、その駒を裏返すが、この4種の駒の裏側に書かれている文字はすべて「金」(を崩した文字)であり、たとえば歩の裏側の字はひらがなの「と」に見えるが、これも「金」の字を崩したものである(この「と」に見える文字は「今」の崩し字という説もある)。歩兵・香車・桂馬・銀将が成ったものを、それぞれ「と金」(ときん)・「成香」(なりきょう)、「成桂」(なりけい)、「成銀」(なりぎん)と呼ぶ。これらの金将と同じ動きができるようになった駒、特にと金を俗に「成金」ということがあるが、金将は成ることはできず、金将の裏には何も書かれていないので、「成金」という言葉は正式な将棋用語ではない。特にと金は金同様の動きをするにも関わらず奪取されても価値は歩のままであり、相手に取っては非常に脅威の存在となる。 上記の意味より転じて: 社会変動の最中(特に戦争)で急激に裕福になった階層(すなわちヌーヴォーリシュ) 庶民や貧困層が、急に莫大な金銭や財産を持つ富裕層に変化する現象(すなわち成り上がり者、アップスタート) を指す。この意味での用法は江戸時代後期に始まったようであるが、明治維新後には、第一次世界大戦による大戦景気によって、急に富裕層に転じた者を指して使うようになり、一般に広まった。 一方で、事業や技術が成功して裕福になった者や、社会的地位が高い仕事の従業者、いわゆる「勝ち組」も憎恨の的として「成金」と呼ばれることもある。 金持ちになった要因を頭に付けて、炭鉱成金、船成金、土地成金、石油成金、事故成金、宝くじ成金、戦争成金、IT成金などと呼ぶこともあり、建てた家を同様に鰊御殿、小豆御殿などとも言う。
※この「語の由来」の解説は、「成金」の解説の一部です。
「語の由来」を含む「成金」の記事については、「成金」の概要を参照ください。
- 語の由来のページへのリンク