船成金
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 02:33 UTC 版)
とくに有名な船成金には内田信也、山本唯三郎、勝田銀次郎、山下亀三郎らがいる。 内田は1914年、資本金2万円足らず、チャーター船1隻で汽船会社「内田汽船(のちの明治海運)」を起こしたが、翌々年には所有する船は16隻となり、60割という驚異的な配当をおこない、大戦が終わった翌年には、その資産は7,000万円に膨れあがっていたという。内田は30代の青年であったが、神戸の須磨に「須磨御殿」と呼ばれる敷地5,000坪の豪邸を建てて、連日大宴会を開いたことが有名である。 山本唯三郎は、朝鮮に虎狩りに出かけ、帝国ホテルを借り切って虎肉の晩餐会を催した。
※この「船成金」の解説は、「大戦景気 (日本)」の解説の一部です。
「船成金」を含む「大戦景気 (日本)」の記事については、「大戦景気 (日本)」の概要を参照ください。
「船成金」の例文・使い方・用例・文例
- 船成金
- 船成金のページへのリンク