「算数」という語の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 07:12 UTC 版)
中国、前漢時代についての史書『漢書』律暦志に「數者一十百千萬也 所以算數事物 順性命之理也」とある。次に紀元前1世紀の『周髀算經』が知られている。また1983年12月 - 1984年1月にかけて湖北省江陵県(現在の荊州市荊州区)にある前漢時代の張家山西漢墓の発掘調査から竹簡『算數書』が発見されている。その内容は乗法などの問題集で後の『九章算術』に影響したのではないかと推測されている。よって「算数」はこの時代に使用が広まったものと推測される。すなわち、算数、算術、数学の用語のうち、現在見つかっている最古の語は「算数」である。日本における教科名としては、算術に代わって1941年より用いられている。 中国では現在、「算数」とは数学の源流的なものを指す。
※この「「算数」という語の由来」の解説は、「算数」の解説の一部です。
「「算数」という語の由来」を含む「算数」の記事については、「算数」の概要を参照ください。
- 「算数」という語の由来のページへのリンク