「箇」「个」の代わりとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 12:20 UTC 版)
助数詞「箇」「個」の代わりに使われる。事例 - 3ヶ、4ヶ所、5ヶ条、6ヶ月。「ケ」でも意味、読みは同じ。 主に地名を表す固有名詞の中で、連体助詞「が」の代わりに用いられる。事例 - 関ケ原、市ヶ谷、鳩ヶ谷、袖ケ浦、茅ヶ崎、つつじヶ丘、八ヶ岳、鎌ケ谷。一部連体助詞「が」の役割を果たさない久米南町上二ケ(かみにか)、下二ケ(しもにか)などの地名も存在する。 近世以前で主に指示語として「箇」「个」の代用とされて現代文には見られない。事例 - ケ様(かやう=斯様)、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}の「ケ」は助詞的用法ではなく、文節冒頭に出現して小書きはしない。電子化テキストに「ヶ様」の表記も見られるが、「ケ」の大小が文字の由来や意味の違いを表すとの誤解と推察される。[要出典] 助数詞や連体助詞の用途から離れて、「か」「が」と読む当て字として用いられる。固有名詞以外では、昭和以降はほとんど見られない。事例 - 六ケ敷(むつかしき=難しい)
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