記念樹_(テレビドラマ)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 記念樹_(テレビドラマ)の意味・解説 

記念樹 (テレビドラマ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/28 04:17 UTC 版)

記念樹
ジャンル テレビドラマ
企画 木下恵介
脚本 木下恵介山田太一
演出 川頭義郎
出演者 馬淵晴子
高杉早苗
有川博 ほか
製作
プロデューサー 小梶正治
制作 TBS木下恵介プロダクション
放送
放送国・地域 日本
放送期間 1966年4月5日 - 1967年2月14日
放送時間 火曜21:00 - 21:30
放送枠 木下恵介アワー
放送分 30分
回数 46
テンプレートを表示

記念樹』(きねんじゅ)は、TBS系列の「木下恵介劇場」(大正製薬一社提供)にて放送されたテレビドラマ。第9回児童福祉文化賞〈放送(テレビ番組)部門〉受賞作品。優秀映画鑑賞会推薦。日本PTA全国協議会推薦。

放送データ

  • 放送期間:1966年4月5日~1967年2月14日
  • 放送時間:毎週火曜 21:00 - 21:30
  • 放送回数:46回
  • 放送形態:モノクロフィルム作品

概要

木下恵介が、映画『永遠の人』(1961年)の舞台九州を旅行中に孤児院(現:児童養護施設)出身のタクシー運転手との出会いでドラマを着想。ドラマの「あかつき子供園」のモデル(ロケ地)は、神奈川県横浜市本牧にある「高風子供園」。

ストーリー

横浜の養護施設「あかつき子供園」の園児たちは、結婚して施設を去ることになった保母・池貝園子に小さな桜の苗木を贈る。その桜は、園子にとっても園を巣立った子供たちにとっても、何物にも代えがたい“記念樹”となった。15年後、交通事故で夫を亡くした園子は、あかつき子供園に戻っていた。園子の境遇を知ったかつての子供たちが相次いで園を訪れるが、15年の歳月はかつての子供たちの周囲を大きく変えていた……。毎回完結のストーリーの中に、彼らひとりひとりの人生の姿を映しながら、様々なエピソードを綴る、ヒューマニズムと善意に満ちた物語。

キャスト

スタッフ

  • 原作・企画:木下恵介
  • 脚本:木下恵介、山田太一、伴田英司、小出龍夫、楠田芳子、横堀幸司、菊地勉、森川英太郎、田向正健久板栄二郎
  • プロデューサー:小梶正治
  • 音楽:木下忠司
  • 撮影:渡辺浩、保積善三郎
  • 美術:猪俣邦弘、出川三男
  • 照明:戸井田康国、青本辰夫
  • 編集:岸田和司、池田禅
  • 助監督:中新井和夫、熊谷勲、大嶺俊順、堀内孝三、白木慶二、大江英夫
  • 装置:中村文吾
  • 装飾:深澤重雄、奥村松太郎、安田道三郎
  • 記録:森崎則子、福島マリ
  • 結髪:畔柳敞暢、菊地絹
  • 進行:徳重里司
  • 現像:東洋現像所
  • 録音:松竹録音スタジオ
  • 衣裳:東京衣裳
  • 制作主任:石和薫、岸本公夫
  • 主題歌:「記念樹」作詩・作曲:木下忠司、唄:小坂一也
  • 監督:川頭義郎今井雄五郎、中新井和夫、永塩良輔、野崎正郎
  • 制作:松竹テレビ室木下恵介プロダクションTBS

放送リスト

放送日 サブタイトル 脚本 監督
1 1966年4月5日 花に浮ぶ人 木下恵介 川頭義郎
2 1966年4月12日 散る花の言葉
3 1966年4月19日 別れ別れの歌
4 1966年4月26日 四月の涙 山田太一
5 1966年5月3日 緑の風に聞けば
6 1966年5月10日 消えて行く歌
7 1966年5月17日 それぞれの女 木下恵介 今井雄五郎
8 1966年5月24日 兄さん お父さん
9 1966年5月31日 人知れぬ吐息
10 1966年6月7日 ジョニーが凱旋する時 山田太一
11 1966年6月14日 六月のお母さん 川頭義郎
12 1966年6月21日 晴れて来る空に
13 1966年6月28日 追憶の白い雲
14 1966年7月5日 入日の詩
15 1966年7月12日 別れの日の葉桜 木下恵介 今井雄五郎
16 1966年7月19日 汗のにじむ夢 山田太一
17 1966年7月26日 小さい小さい貝殻に 木下恵介
18 1966年8月2日 終点で語る二人 山田太一
19 1966年8月9日 俺のお嫁さん 木下恵介 川頭義郎
20 1966年8月16日 十年目の父 山田太一
21 1966年8月23日 かげろうの行方
22 1966年8月30日 さゝやく秋の真心 木下恵介
23 1966年9月6日 その心に降る雨 山田太一 今井雄五郎
24 1966年9月13日 秋の墓
25 1966年9月20日 ある青年の靴
26 1966年9月27日 太郎の子守唄 木下恵介
27 1966年10月4日 雲水の秋 川頭義郎
28 1966年10月11日 コンパクトの中の青空 伴田英司 今井雄五郎
29 1966年10月18日 遠く別れてもなお 木下恵介 川頭義郎
30 1966年10月25日 ペガサスの詩(うた) 小出龍夫
31 1966年11月1日 涙は誰れのために 楠田芳子 今井雄五郎
32 1966年11月8日 砂の中の星屑 横堀幸司
33 1966年11月15日 形見の勲章 木下恵介
菊地勉
34 1966年11月22日 彼の行く道 森川英太郎 中新井和夫
35 1966年11月29日 黒い冬の謎 木下恵介 今井雄五郎
36 1966年12月6日 船を見に行く 楠田芳子
37 1966年12月13日 冬の旅 山田太一 川頭義郎
38 1966年12月20日 冬の銀河 木下恵介
39 1966年12月27日 去り行く年 山田太一 永塩良輔
40 1967年1月3日 報恩記 木下恵介 川頭義郎
41 1967年1月10日 目覚時計の歌 山田太一 野崎正郎
42 1967年1月17日 風の音 田向正健
43 1967年1月24日 春にさきがけて 久板栄二郎 中新井和夫
44 1967年1月31日 佐渡は荒海 山田太一 川頭義郎
45 1967年2月7日 産ぶ声
46 1967年2月14日 記念樹よ!永遠に

外部リンク

TBS 木下恵介劇場
前番組 番組名 次番組
二人の星
(1965.10.5 - 1966.3.29)
記念樹
(1966.4.5 - 1967.2.14)
今年の恋
(1967.2.21 - 1967.4.11)



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「記念樹_(テレビドラマ)」の関連用語

記念樹_(テレビドラマ)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



記念樹_(テレビドラマ)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの記念樹 (テレビドラマ) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS