視覚効果・その他とは? わかりやすく解説

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視覚効果・その他

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 02:56 UTC 版)

スター・トレック (1979年の映画)」の記事における「視覚効果・その他」の解説

当時日本円にして100円もの巨費投じ本編監督にはロバート・ワイズ特殊撮影にはダグラス・トランブルジョン・ダイクストラらを起用して作られた。 70年代後半は『未知との遭遇』や『スター・ウォーズ』などのヒットによってSF映画大規模予算での製作が盛んになり始めた時期であったスペース・レースとも呼ばれた)。人気テレビドラマだったものが莫大な費用最新技術により本格的に映画化されるとあってファン前評判高かった。 しかし、当初視覚効果監修起用したロバート・エイブルとそのスタッフが、当時未発達だったコンピュータ制御による撮影システム3DCG開発時間予算取られ公開日間に合わない判断され解雇。製作スケジュールが遅れ予算もあまりかけられないという状況起用されたのが『未知との遭遇』のトランブルと『スター・ウォーズ』のダイクストラだった。2人エイブルの下で進んでいたデザイン案を白紙戻して一からこの計画取り組んだトランブルは『未知との遭遇』の機材人材投入し新型モーション・コントロール・カメラ開発プレミア試写会前日まで作業続けるなど厳しスケジュールの下で多数SFXシーン完成させた。そのほかTV畑のフィル・ジョアノー視覚効果コンサルタントとして参加し当時既に未来的なデザイン知られていたシド・ミードがヴィジャーの外観デザイン招聘された。最終版にはエイブルが関わったシーンも、ワームホール突入するエンタープライズ船内シーン残った映画公開後は大評判となり興業成績良かったが、巨額の製作費と広告費が仇となってコストパフォーマンス悪さ際立つ結果となった。このシリーズ次作から手堅くジョージ・ルーカス作ったSFX工房ILM特撮依頼するうになるTMP製作時はILM自体存在しなかった)。皮肉なことに劇場版第2作本作採用出来なかった3DCG大きな見所一つとなった当時技術限界から合成の痕跡残っており、2001年ワイズ監督監修した「ディレクターズ・エディション 特別完全版」では合成作業デジタル処理でやり直され未完成だったヴィジャーの外観もより多く部分が映る。バルカン星風景などCG練り直され映像や、効果音新たに差し替えられた場面もある。 ジェリー・ゴールドスミス作曲した本作の主題曲は、後年TVシリーズ新スタートレック」でも使用された。 本作以降クリンゴン人には額が隆起した特殊メイクアップ施されるようになったエンタープライズ号ユニフォームTV版『宇宙大作戦』とは異なデザイン刷新された。続編以降別のデザイン採用されたので、このデザイン本作のみである。 本作日本公開機に、このシリーズ邦題原題倣ったスター・トレックないしスタートレック採用されている。

※この「視覚効果・その他」の解説は、「スター・トレック (1979年の映画)」の解説の一部です。
「視覚効果・その他」を含む「スター・トレック (1979年の映画)」の記事については、「スター・トレック (1979年の映画)」の概要を参照ください。

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