とくしゅ‐さつえい【特殊撮影】
SFX
特殊撮影
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 07:01 UTC 版)
前述のとおり、オブライエンは参加しておらず、怪物の造形や動きは非常に稚拙である。怪物はティラノサウルスのように見える恐竜形状で1匹のみの登場、かつクライマックスの10分間しか登場しない。公開当時、「レジスコープ」という新技術を使って撮影したと宣伝されたが、これは事前に動きに合わせて形成された複数の人形を順次入れ替えながら撮影する技法で、当時としても斬新なものではなかった。また、足元のクローズアップでは着ぐるみも使われている。 作家の菊地秀行は、この映画の特撮に触れ、基本的に同一平面でしか動かない従来のモデル・アニメーション作品と比較し、本作の怪獣は坂道を駆け上がり、駆け下り、転ぶという描写が斬新であると語っている。
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特殊撮影
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 04:10 UTC 版)
ラストは「サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ(金門橋)が鳥達によって占拠される」というシーンを考案するが予算不足のため特撮を多用して撮影された。鳥が攻撃するシーンは、イエロー・スクリーンを使用した撮影の発展に貢献したアニメーターおよび技術士のウッベ・イヴェルクスによりウォルト・ディズニー・スタジオで撮影された。狭い範囲のナトリウムランプで照らしたスクリーンに対し、被写体を撮影する。通常の合成撮影と違って、光信号分配器を使い、同時に2つの映像を撮影する。1リールは通常の映像として扱い、もう1方は合成映像となる。この結果、ブルー・スクリーンよりもより正確に合成されるが、鳥の素早い羽の動きを縁取りする必要がある。
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特殊撮影
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:57 UTC 版)
特殊撮影は当初、築地米三郎が予定されていたが、突然『秦・始皇帝』の担当に変更されてしまった。特殊撮影はクレジット上は小松原力となっているが、実質的には的場徹が取り仕切った。当時、大映は京都撮影所に特撮プールを持っていたため、特撮は主に京都で撮影した。鯨神の造形は大橋史典が行い、全長30メートルにも及ぶ実物大のスケールモデルと、5.5メートルのモデルを800万円の巨費を投じて作成したが、造形は素晴らしかったもののほとんど動かせず、結局は高山良策がミニチュアを作成し、ほとんどはそれで撮影したという。結果として、実物大モデルは俳優との絡みのシーンに、5.5メートルのモデルは潜水シーンのみに利用された。それ以外にも、鯨神登場の前兆となる海鳥の群舞をアニメーションで表現するなど、大映らしい特殊撮影が効果を上げている。 本郷功次郎と勝新太郎が鯨神の背に乗っているスチールは、アニメ合成を担当したうしおそうじによる切り貼りであった。
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特殊撮影
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 09:32 UTC 版)
クライマックスは、巨大台風が東京を襲う大スペクタクルシーンであるが、『日蓮と蒙古大襲来』(監督渡辺邦男)の特撮シーンを撮影し、前年の『秦・始皇帝』でも万里の長城のミニチュア撮影で田中監督と組んだ築地米三郎が、特殊撮影を駆使して再現した。築地は1963年当時、1964年正月興行を目指して怪獣映画『大群獣ネズラ』の撮影準備を進めていたが、諸々のアクシデントにより中止となり、本作はそのリターンマッチと言うべきものである。本作では、勝鬨橋や、銀座、数寄屋橋、日劇など有楽町周辺の精緻なミニチュアを作成、それが大暴風雨と洪水に覆われるシーンは当時としては迫力があった。また、ネオンサインをアニメーションで表現したり、嵐の後の崩壊した東京をマットアートで描くなど、説得力のある絵作りとなっている。
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「特殊撮影」の例文・使い方・用例・文例
- モーションコントロールカメラという,特殊撮影用のカメラ
- 特殊撮影という映画の撮影方法
特殊撮影と同じ種類の言葉
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