西会津国際芸術村とは? わかりやすく解説

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特定非営利活動法人西会津国際芸術村

行政入力情報

団体名 特定非営利活動法人西会津国際芸術村
所轄 福島県
主たる事務所所在地 西会津町新郷大字笹川上ノ原道上5752
従たる事務所所在地 東京都世田谷区等々力5丁目14番18号
代表者氏名 小森 雅人
法人設立認証年月日 2004/06/18 
定款記載され目的
この法人は、国内外芸術家創作の場を提供し、それに関連する各種事業推進することによって、西会津町の「文化香り高い芸術の里づくり」施策寄与するとともに子供から成人まで対象に、芸術親し機会をつくり、人々芸術良さ(こころグルメ)を啓蒙し、心豊かな社会創出することを目的とする。 
活動分野
保健・医療福祉     社会教育     まちづくり    
観光     農山漁村中山間地域     学術・文化芸術スポーツ    
環境保全     災害救援     地域安全    
人権・平和     国際協力     男女共同参画社会    
子どもの健全育成     情報化社会     科学技術振興    
経済活動活性化     職業能力雇用機会     消費者保護    
連絡助言援助     条例指定    
認定
認定・仮認定
認定   認定   旧制度国税庁)による認定   認定更新中  
PST基準
相対値基準     絶対値基準     条例指定()    
認定開始日:       認定満了日:       認定取消日:   
認定年月日:    認定満了日:    認定取消日:   
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解散情報
解散年月日  
解散理由  

西会津国際芸術村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/17 14:48 UTC 版)

西会津国際芸術村
Nishiaizu international art villege
施設情報
事業主体 西会津町
管理運営 一般社団法人BOOT(2018年~ 指定管理者[1]
開館 2004年9月[2]
所在地 969-4622
福島県西会津町新郷笹川字上ノ原道上5752
プロジェクト:GLAM
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西会津国際芸術村(にしあいづこくさいげいじゅつむら、英語: Nishiaizu international art villege、略称:NIAV)は、福島県西会津町新郷笹川に所在するクリエイティブセンター。展示ギャラリーおよびアーティスト・イン・レジデンスを含む文化交流施設・インキュベーションセンターで、旧新郷中学校の木造校舎を利用して2004年に開設された。

概要

2002年春に廃校となった旧新郷中学校の木造校舎を活用し、芸術家が滞在しながら創作活動を行える施設(アーティスト・イン・レジデンス)として開設された[3]。初年度の2004年にはリトアニアより2名のアーティストが招聘され、新郷小学校や尾野本小学校との交流も行われた[3][4]。その後もポルトガルアメリカ合衆国など各国から外国人アーティストが招聘され、創作活動や交流が続いた[4][5][6]

2012年からはスタッフが常駐[7]。翌2013年度からは外国人にこだわらず広く滞在アーティストを募集し、ワークショップや企画展を開始[7]。数年のうちに滞在アーティスト、来館者ともに大幅に増加し、年間4,000人ほどが来館するようになった[7]

2017年8月から一時休館し、建築基準法上の用途を「学校施設」から「会議室」「展示室」などの用途に変更するため、消防設備の設置をはじめとした改修工事が行われ、2018年4月にリニューアルオープン[7]。このときから、一般社団法人BOOTが指定管理者として運営を開始した[7]

毎年秋に行われる公募展が大きなイベントとなっている。

施設

館内は、中学校であった当時の備品や、過去のアーティストたちの作品が展示されている。第1期のリトアニアからの滞在アーティストによる作品「緑の温泉」も見られる[4][7]

1F
  • コワーキングスペース「じぶんカフェ」
  • チャレンジキッチン「まぼろしレストラン」
  • 木工室
  • 移住相談室「西会津のある暮らし相談室」(2015年度に開設[7])・移住図書館
2F
展示・制作スペースとして4教室

NIAVレジデンス

現在、アーティストの滞在には、レジデンス施設として旧教員宿舎が活用されている(3部屋の個室・共有キッチン/風呂/トイレ/ランドリーなどの設備がある)。

レジデンスは、滞在を希望するアーティストやクリエイターが西会津国際芸術村に滞在を申請し、審査を経て町の許可が出ると滞在が可能となる。滞在クリエイターは、絵画や彫刻などの美術分野にとどまらず、デザイン・写真・映像・和紙・木工・音楽・ダンス・料理・演劇・現代アート など多岐にわたる。滞在後は同施設内のギャラリーで展示もしくはパフォーマンスするクリエイターが複数存在する。ディレクターがランドスケープアーキテクトであるため、土地の記憶を生かしたサイトスペシフィックな作品展開や、地域の潜在的な価値を見つめる視点をもたらすクリエイターとのコラボレーションが見られる。

蒲生館

2018年には、JR野沢駅や高速バスからアクセスしやすいまちなかサテライト拠点として、旅館「蒲生館」をリノベーションした施設が公開された[8][9]

脚注

  1. ^ 特集2 事例にみる株式会社型DMO:【参考事例】一般社団法人BOOT」(PDF)『観光文化』第244号、日本交通公社 (公益財団法人)、2020年1月、43-46頁。 
  2. ^ 世界へ向けて芸術を発信 西会津国際芸術村」(PDF)『広報にしあいづ』第552号、西会津町、2004年10月、9頁。 
  3. ^ a b 新郷から世界へ芸術を発信 ~国際芸術村事業始まる~」(PDF)『広報にしあいづ』第549号、西会津町、2004年7月、5頁。 
  4. ^ a b c 西会津国際芸術村 2期目がスタート!!」(PDF)『広報にしあいづ』第568号、西会津町、2006年2月、4頁。 
  5. ^ 西会津国際芸術村 3期目がスタート!」(PDF)『広報にしあいづ』第586号、西会津町、2007年8月、8頁。 
  6. ^ 第4期招へい芸術家が入村」(PDF)『広報にしあいづ』第598号、西会津町、2008年8月、8頁。 
  7. ^ a b c d e f g 特集 西会津国際芸術村」(PDF)『広報にしあいづ』第716号、西会津町、2018年6月、2-5頁。 
  8. ^ NPO法人 西会津国際芸術村 旧旅館の改修とバス停のリノベーションでまちなか交流拠点の創出”. 第26回「住まいとコミュニティづくり活動助成」報告書 住まいづくり・まちづくりNPO活動レポート(平成30年度). ハウジングアンドコミュニティ財団. 2024年11月17日閲覧。
  9. ^ 蒲生館プロジェクトお披露目会」(PDF)『広報にしあいづ お知らせ版』第173号、西会津町、2018年12月15日、1頁。 

外部リンク

座標: 北緯37度38分14秒 東経139度39分45秒 / 北緯37.63725度 東経139.66256度 / 37.63725; 139.66256



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