英国の会社のセクレタリとは? わかりやすく解説

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英国の会社のセクレタリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 02:07 UTC 版)

役員 (会社)」の記事における「英国の会社のセクレタリ」の解説

英国会社の「書記役」(“secretary”) は、英国会社法 (Companies Act) の第1173(1)条で、法人団体 (body corporate)の役員 (officer) に含むと定めている。英連邦諸国会社法香港会社条例にも同様に書記役(英語:secretary中国語秘書)の定めがある。英国会社では、私会社 (private company) の場合会社通常定款 (articles of association) に別段定めがある場合除き書記役 (secretary) を置かなくてもよい。公開会社 (public company)の場合最少1人書記役 (secretary) を置かなければならない公開会社書記役 (secretary) は次の何れか資格要する過去5年間に3年以上、公開会社書記役 (secretary) の職を務めていた、又は 英国連合王国属す何れか地域)における法廷弁護士barrister 又は advocate)又は事務弁護士solicitor)である若しくはこれらの資格認定されている、又は 過去の実績又は他の団体会員資格により書記役 (secretary) の職務を行う能力有するように取締役 (directors)には見える、又は 次の何れか団体会員である。イングランド及びウェールズ勅許会計士協会 (the Institute of Chartered Accountants in England and Wales)、 スコットランド勅許会計士協会 (the Institute of Chartered Accountants of Scotland)、 アイルランド勅許会計士協会 (the Institute of Chartered Accountants in Ireland)、 勅許書記管理協会 (the Institute of Chartered Secretaries and Administrators)、 勅許公認会計士協会 (the Association of Chartered Certified Accountants)、 勅許管理会計協会 (the Chartered Institute of Management Accountants)、又は 勅許財政会計協会 (the Chartered Institute of Public Finance and Accountancy) 会社書記役 (secretary) は個人でも団体でも法人でもよいので、個人である書記役 (secretary) 、2人以上による共同書記役 (joint secretaries) 又は法人書記役 (corporate secretary) を選任することができる。 法律上会社書記役 (secretary) は下記職務を行う。 法で定められ登記 (statutory registers) の維持管理会社が法で定められ情報速やかに提出することの保証社員 (member) 及び取締役 (director)に対す会議 (meetings) の招集通知社員 (member) への書面による提案交付、及び監査人 (auditor) への決議交付決議及び合意謄本登記所 (Companies House) への送付会社すべての社員 (member)、すべての社債権者 (debenture holder) 及び社員総会株主総会 (general meeting) の招集通知受け取るべきすべての者に対す計算書類謄本交付すべての社員 (member) の(過去社員総会株主総会 (general meeting) での)決議謄本、及びすべての手続き及び社員総会株主総会 (general meeting) の議事録保管または、保管のための整理会社記録監査する権利有する者がそれを監査できること保証会社印 (company seal) がある場合はその保管及び使用会社による正式な文書作成ための連署人 (co-signator) となること、および 登記所 (Companies House) への提出する書類認証 (authenticate) すること(会社年次計算書類会社書記役 (company secretary) が認証することはできない)。 書記役 (secretary) は会社の役員 (officer) であり、会社法令違反対す刑事責任を負うことがある会社書記役 (secretary) が有する権利は、会社と書記役 (secretary) の契約よる。

※この「英国の会社のセクレタリ」の解説は、「役員 (会社)」の解説の一部です。
「英国の会社のセクレタリ」を含む「役員 (会社)」の記事については、「役員 (会社)」の概要を参照ください。

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