自動車評論家・徳大寺有恒へとは? わかりやすく解説

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自動車評論家・徳大寺有恒へ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 14:27 UTC 版)

徳大寺有恒」の記事における「自動車評論家・徳大寺有恒へ」の解説

その後は、タクシー運転手などで生計立てた後、フリーランスとして文筆業開始したファッション雑誌チェックメイト」(講談社)のライター経て自動車評論家転身1976年徳大寺有恒」の筆名自動車批評本『間違いだらけのクルマ選び - 良いクルマを買うための57章+全車徹底批評』(草思社)を出版した。一冊目(1976年版)には老舗誌「モーターマガジン」のテスターとして「杉江博愛」の名も登場さりげなく同誌やテスター陣を褒めるかのような表現なされている。 急激なモータリゼーション経て大型消費財へと変貌していた当時自動車批判的に評論した『間違いだらけのクルマ選び』は1976年昭和51年)に77部が販売され、「間違いだらけの○○」というフレーズ自動車の世界に留まらない流行語となったその後毎年版を重ね毎年ベストセラーの上位にランクインした。 一方で匿名用いて本を出版したことに対し当時自動車業界からの反発大きかった当初徳大寺有恒」という人物が誰なのかは秘密で、各方面でその正体話題になっており、名前が似ていることから豊田有恒変名疑われたこともあったが、文体諸事情から「杉江博愛だろう」と囁かれていた。そして、「この杉江AJAJ日本自動車ジャーナリスト協会)から追放しよう」という声があがった徳大寺AJAJ脱退記者会見開き自身が「徳大寺有恒」であることを公にした。 イラスト創刊から穂積和夫担当内容ユーザー側の視点評論することを基本としていたが、日本自動車メーカーに対してアドバイスするような内容多くみられた。 車種別タイトル筆者ではなく編集部付けたのである。そのため、ときとして筆者本意とは違う印象与えることがあった。巻末にはジャンル別採点表掲載され、これは筆者主観基づいた内容であるとの断り入れている。5点満点評価0.5点刻みによる10点満点評価時代もあった。 全メーカー全車種を掲載することを原則としていたが、席が最前部にある商用車ベースワンボックスカーは、衝突安全クリアすることが困難なため「危険な車種である」として1980年代後半以降載せないようにしていた。また、商用車そのもの登場させることも皆無なため実際に売れていた軽ボンネットバン出さずクオーレセルボといった軽セダン掲載させていたが、2012年版では特別にサンバーバンの説明掲載された。 2000年度版からは年2回刊行となり、本人多忙さと、日本自動車会社マーケティング戦略車種増えすぎたゆえ、一部車種しか載せないようになっていた。

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