フリーランスとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 18:38 UTC 版)
ビデオシステム退社後は、フリーとしてゲームの主題歌やBGMなど、映像音楽制作を中心に活動を開始。翌年、ヴォーカリストのkalaとEnergy fieldを結成。2002年(平成14年)、 たまソフトから発売された『世界ノ全テ』の主題歌・BGMを担当し、冒頭に流れる竹内純によるOP曲「未完成の城」、kalaによるピアノの弾き語り「free will」、主人公の再生をテーマとした「世界ノ全テ」等の曲を手掛けた。翌年にはアルバム『Energy field』および『世界ノ全テ -remind of you-O.S.T』を発表。しかし同年、kalaが脱退しユニットEnergy fieldは解散となった。以後「hosplug(ホスプラグ)」としてソロ活動を開始させる。 これ以後は映像音楽の方面に限定することなくアーティスト活動にも力を入れ、ソロ活動とオリジナルアルバムのプロデュースにも取り組む。2003年(平成15年)、ヴォーカリスト中原涼を迎えて活動は新局面へと展開した。同年には中原涼の他YURIA・片霧烈火をヴォーカルに迎えた細井本人名義のアルバム『ヤジルシ、メジルシ。』を発表。 そして2004年(平成16年)、Littlewitchが送り出したゲーム『Quartett!』の主題歌・BGMを担当。このゲームはクラシック音楽界が舞台であることから、使用される楽曲も非常に多かった。『世界ノ全テ』の楽曲はどちらかといえば落ち着いた旋律が多くを占めたが、『Quartett!』は中原の歌う「虹の彼方へ」をはじめ明るく楽しい曲調も多い。ドイツ語圏を舞台としているにもかかわらず、ケルトやスコットランド民俗音楽からの影響が濃い『Quartett!』内の楽曲は、後に『flowers』(『Quartett!O.S.T』)に収められた。 2005年(平成17年)には中原涼のマキシシングル「Squall」やファーストアルバム『オトノハ』をプロデュースしている。このほかYURIA、MW(片霧烈火、霜月はるか)といったシンガーとの活動や新人ボーカリストの発掘にも力を入れている。2006年(平成18年)1月リリースの『LOST CHILD インフィニア』や9月発売のソロ作品『anchor point』はその成果である。 2008年(平成20年)、東京は1月26日、大阪は3月15日という日程で「細井聡司独演会」と題した自身初のソロライブを行う。同年7月20日のブログでデザイナーのAy@と結婚したことを発表。以後、両者のブログに度々顔を出すようになった。
※この「フリーランスとして」の解説は、「細井聡司」の解説の一部です。
「フリーランスとして」を含む「細井聡司」の記事については、「細井聡司」の概要を参照ください。
- フリーランスとしてのページへのリンク