能力・技術・現象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 10:50 UTC 版)
「ビックリマン2000」の記事における「能力・技術・現象」の解説
混沌(カオス) 「聖蓋」で封じられていた邪悪なエネルギー体。外見的には半透明の紫色をした粘着性のゲル。悪魔属を活性化させて凶暴化し、天使属の力を弱め、呑み込む特性を持っている。その昔にも溢れ出しており、「お守り」が「聖守」と「魔守」に分断される原因ともなった。負の感情を糧とするとされてきたが、実はあらゆる「命」の全ての感情を拠り所とし、その発生には悪魔属だけではなく天使属も関わっている。その根源は世界創造の時にまで遡るものとされており、その詳細は『集中豪無編』で明かされる。 パッション指数(パッションしすう) 各ゾーンごとで異なる、当地の活気に影響される力場。当地の住人たちの感情に比例して上下し、高ければ「混沌」さえも退けるが、低いと「混沌」を退けるどころか呼び込んでしまう。「混沌」が無くなった次界卵編以降は一切登場しない。 天界リフォーム(てんかいリフォーム) 「次界卵」によって世界を新たな形に刷新する事をこう言う。 転換種(コンバーチブル) 自らの体を異なる属性の体に変換させた者のこと。「転換」は悪魔から天使への変換も可能で、かなり気軽に行われているようだ。しかし、稀に本人の意思とは関わらず「転換」を強要されることもある。 Z化(ゼットか) 肉体から魂が離脱する現象。無機物に取り憑いてそれを体とする事ができるが、その力は大幅に制限される。ヘッド級の力の持ち主がこの現象を引き起こせる。スーパーゼウスやシャーマンカーンは「混沌」によってZ化を起こしていた。 X化(エックスか) 肉体と霊(魂)が半々となる現象。復活途中のカリスマデビルがこの状態だった。カリスマデビルは自らをより高次な存在とするため、「魂壷」の中に潜んで消滅を免れ、「混沌」を通じて天使属を吸収し、力を高めた。 戦使の遺伝子(せんしのいでんし) 「戦使」を「戦使」たらしめる謎の因子。「戦使」に戦って道を切り開き、時代の求心力となるような力を与える。その起源は天使属や悪魔属とは完全に別系統の存在にある。聖魔和合界には「超聖神」が広めたといわれている。 魔理力(まりりょく) 本来相反する天使の力「理力」と悪魔の力「魔力」が融合して生まれた力。反発し合うがゆえに融合を達成すると強大な力を発揮する。ジェノサイドデビルは「混沌」を通じて数多くの天使属を吸収したため、自らが持つ魔力と天使属が持っていた理力を融合させ、魔理力を発生させる事ができた。 聖神パシー(せいしんパシー) かつてヘッドロココが聖神ナディアから授かり、そしてタケルへと受け継がれた力。所有者の心に感応してその力を発揮し、タケルの場合はそれによって「武装翔束」を装備する。 武装翔束(タクティカルウィング) ヘッドロココから受け継いだ「聖神パシー」とタケルの「自分は戦使である」という自覚によって発現する一種の武装。白く輝く翼と「神帝」を思わせるマスク、そして「翔斬翼」を身にまとう。その力の起源は「聖神パシー」によるもので、「戦使の遺伝子」による力ではない。 漢力(おとこぢから) 元々はゲンカク番長が持つ力で、息子のバカラが受け継いだ。彼らが元々持っている男気と膨大な魔力が融合し、「漢力」という強大な力に昇華する。その詳細は初代保有者であるゲンカク番長が登場する『集中豪無編』で明かされる(漢力という名称も『集中豪無編』で明かされた)。 魔法(まほう) 理力や魔力が衰退したこの世界において用いられる新しい力。自らの意思を大気に満ちる「魔法層力」に働きかけて現発動するもので、既存の物を変化させたり、イメージしたものを現出させるタイプの能力。当初は制御の難しい技術とされたが、聖魔和合歴1960年以降は理論大系が構成されて急速に普及、学校などで学べるようになった。その起源は聖魔和合界と異なる世界にあるらしい。 聖魔和合(せいまわごう) 天使属と悪魔属が和解し、共存して生きていくこと。初代『ビックリマン』のロココ、マリアによる天使・聖心主導の聖魔和合とは区別されている。
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