能力・戦闘力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 07:40 UTC 版)
アンゴル族の究極奥義「黙示録撃(ハルマゲドン)」によって、惑星を破壊することができる。ハルマゲドンは力加減を調整できる。通常は分数で調節するが、仮分数も設定可能。さらに数字を用いずに「死なない程度」などにもできる。 惑星破壊は基本的にルシファースピアを打ち込んで行うが、隕石を落とすこともできる これは途中で中止もできる(超劇場版より)。 アンゴル族の能力として罪と罰を数値化することができ、それによって罪に与えられる罰の量を決める(罪は「アン」、罰は「ゴル」とルビが振られている)。もっとも、モアは資格を持っておらずあくまで真似事であるらしいが、それでもかなり体力を消耗する。しかしモアによると両親はこの資格を持っており、日々裁いているらしい。 宇宙空間でも活動可能で、擬態解除時には寒さや水圧にも耐えられる。さらにルシファースピアに乗って空を飛ぶこともできる。 弱点はアンゴルストーンで、これがあると活動を封じられてしまう。また、鬼娘専用変身銃や五月式エネルギーをはじめとした神経系・変身系の兵器全般に弱く、先制の一撃を受けて戦闘不能に陥ることも珍しくない。 運動神経に関しては不明な点が多い。ドライビングテクニックはかなりある様子。少なくとも片方の先端に「無数のクレーターの開いた小惑星」状の重りがついたルシファースピアを通常のバトンであるかのように軽々と振り回すだけの腕力はある。 全登場キャラクター中最強の攻撃力を持つモアであるが、その武器であるルシファースピアを自衛のために使うことはほとんどない。ケロロが絡まない限り、自分自身がどれだけ窮地に立たされようがルシファースピアで身を守ることには思い至らない。 他方、ケロロが絡んだ場合には、ルシファースピアを文字通り「武器」として用いる場面もある。キルルを一瞬で消滅させたメールの攻撃を1/1で相殺(超劇場版2)するなど、その威力はさすがに「恐怖の大王」に相応しい。大半が「専守防衛」目的ではあるが、アニメ第102話ではガルル中尉に対して1/10という「明確に殺意を伴った」攻撃を仕掛けたこともある(ガルル小隊がアンゴルストーンを携帯していたため未遂に終わった)。 クルルの電子工作の助手が務まるほどの頭脳を有する。また高校生の麻美の家庭教師も務め、麻美を大学合格へと導いた(アニメ356話)。ケロン軍に正式に所属はしていないが、ケロン人とアンゴル族が同盟関係にあることもあり、軍の協力者として尊重されるべき立場にあり(第102話)、小隊では主にクルルのサポートやオペレーターの役割を担う。また、ケロロの助手として作戦会議の司会進行を務めることもある。逆に、その絶大な攻撃力にもかかわらず戦闘要員として認識されていない面があり、負傷者の救護や情報操作といった後方支援に回ることが多い。ギロロやタママが未確認の侵入者に撃破されたとケロロが誤認したときも、彼女が迎撃に回ったのは最後であった。
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