胡斐
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胡斐(こひ、拼音: )は、金庸の武俠小説『雪山飛狐』『飛狐外伝』に登場する人物。金庸によれば、「武俠小説において、武の部分はよく書かれているが、俠の部分はそうでもない。胡斐を通じて武と俠の両方を書きたかった」とのこと。彼の少年時代を描いた『飛狐外伝』と、青年期を描いた『雪山飛狐』では、若干の設定に矛盾が見られる。あだ名は雪山飛狐。あだ名の「飛狐(Fēi Hú)」は、本名の「胡斐(Hú Fĕi)」をひっくり返したものと発音が類似しているからとも、神出鬼没であるためとも言われている。日本語でも「胡斐(コヒ)」をひっくり返すと「飛狐(ヒコ)」になる。
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- 1 胡斐とは
- 2 胡斐の概要
胡斐(こひ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 04:50 UTC 版)
胡一刀の息子で、雪山飛狐と呼ばれる俠客。李自成の護衛をしていた胡姓の男の末裔。この物語の時点で27歳。一応、主人公という扱いなのだが、登場はかなり遅く、物語前半では人づてにその存在が語られるのみである。辮髪を結いもせず、髭も髪もぼうぼうに伸ばしている恐ろしげな容姿をしているが、教養にも豊かで義俠心に厚い。胡・苗・范・田の家系に続く100年の因縁を清算したいと考えている。なお、彼の修行時代のエピソードは飛狐外伝において語られている。
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胡斐(こひ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 05:25 UTC 版)
胡一刀の遺児。のちに「雪山飛狐」と呼ばれることになる少年俠客。幼い頃、趙半山と義兄弟の契りを交わした。刀の扱いが得意で、ついには「追魂奪命剣」の無塵道人(紅花会二番差配)と500手を超える打ち合いをするまでに成長する。義俠心に厚く、ほとんど見も知らない鍾阿四一家のために鳳天南への報復を誓い、幼い頃に自分のために命乞いをしてくれた馬春花のため福康安と戦う。
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