経営権移動とは? わかりやすく解説

経営権移動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 15:50 UTC 版)

メトロ・ゴールドウィン・メイヤー」の記事における「経営権移動」の解説

1986年にはテッド・ターナー率いる「ターナー・ブロードキャスティング・システムTBS、現在はワーナーメディア傘下)」傘下になり、この時にMGM1986年5月23日以前旧作)・ワーナー1950年1月1日以前旧作(ただし、ワーナー・ブラザース・カートゥーン(英語版)(カラー作品のみ)における1948年8月以前旧作ハーマン=アイジング製作によるメリー・メロディーズ作品を含む))・RKO・アソシエイテッド・アーティスツ・プロダクション(英語版)(a.a.p.)製作の旧作版権大部分『オズの魔法使』『風と共に去りぬ』・『トムとジェリー』・『ビクター/ビクトリア』など)がターナー・エンターテイメント(英語版)に移され版権残されたのはUA製作の作品(『お熱いのがお好き』・『噂の二人』・『ロッキー』など)および少数MGM作品(『野郎どもと女たち』・『昼下りの情事』・『007 美しき獲物たち』など。MGM/UA名義作品UA作品続編(『007シリーズなど)のみMGM残されたが、『ポルターガイストシリーズのように版権分断されたものもある)となった。 しかしターナー取引銀行MGM巨額負債理由にこの買収支持しなかったため、実質UA後継会社となった「MGM/UA」を買収から74日後にオーナーで大投資家カーク・カーコリアン再度売却した。さらに1990年代初頭オーナー交代が相次ぎ1996年に前オーナーカーコリアン買い戻し、元のMGM復帰1997年に、復興後オライオン・ピクチャーズ傘下収めた2005年には、ソニー始めとする投資家グループコンソーシアム)がMGMを約6,000億円で買収ソニーMGM所有権20%で非連結である)。北アメリカ市場においてMGMUA映画ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントSPE)が配給映像ソフト発売をしていた。しかし2006年アメリカでは自社配給改め2020年6月30日まで、20世紀フォックスから映像ソフト発売するようになった一部SPEとの共同製作品を除く)。日本では2020年6月30日まで、20世紀フォックス(現:ウォルト・ディズニー・ジャパン)が劇場配給映像ソフト発売販売行っていた。なお、AppleiTunesによる映像の配信は、他の資本から独立して行われていた。 ソニー資本入っていた2005年から2015年までの間には、UA作品続編・リメイク中心にSPEとの合作頻繁に行われた(『ロッキー・ザ・ファイナル』、『ピンクパンサー』(2006年版)、『007 カジノ・ロワイヤル』2006年版)、等)。20世紀フォックスSPEの、どちらが配給映像ソフト発売するかは作品毎に決めていた。 2006年11月には、UAトップ人気俳優トム・クルーズと、パートナーポーラ・ワグナー就任。「新生UA」として2007年から映画製作開始したが、数本映画製作したのみで、2008年8月退任した

※この「経営権移動」の解説は、「メトロ・ゴールドウィン・メイヤー」の解説の一部です。
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