第5回と第6回の間の出来事
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「六者会合」の記事における「第5回と第6回の間の出来事」の解説
2007年2月27日、盧武鉉(大統領)がインターネットニュースメディアと会見し、北朝鮮の核開発は「相手からの脅威に対応するため、脅かされないよう交渉するためなどの目的で核兵器を開発することはあり得る」との認識を示した 2月27日 - 3月2日、韓国と北朝鮮の第20回南北閣僚会談が平壌で行われた 3月1日、金桂冠(外務次官)が米朝国交正常化に関する作業部会(5日 - 6日)のため、アメリカを訪問。2000年10月の趙明禄(国防委員会第一副委員長)以来最も地位の高い官僚の訪米。 3月2日、ニューヨークで米韓外相会談 3月3日、ニューヨークで南北首席代表会合 千英宇は北朝鮮が初期段階履行措置の実行に強い意欲を持っていると語った。また、経済・エネルギー支援問題に対して踏み込んだ話合いが行われたという。 同日、金桂冠(外務次官)が民間団体「アメリカ外交に関する全国委員会」と懇談 同日、宋旻淳(外交通商部長官)が潘基文(国連事務総長)、千英宇(韓半島平和交渉本部長)、崔英鎮(国連大使)と会食 3月5日 - 6日、米朝国交正常化に関する作業部会。アメリカはヒル、北朝鮮は金桂冠が代表を務めた。 3月7日 - 8日、ハノイで日朝国交正常化に関する作業部会。日本は原口幸市(日朝国交正常化交渉担当大使)、北朝鮮は宋日昊(日朝国交正常化交渉担当大使)が代表を務めた。 3月7日 - 10日、李海瓚(元首相・大統領特別補佐官)が北朝鮮側民族和解協議会(民和協)の招待を受け、平壌を訪問 3月11日 - 12日、李海瓚が中国を訪問 3月13日 - 14日、IAEA(国際原子力機関)事務局長のエルバラダイが訪朝。原子力総局長の李済善などと会談。 3月14日、アメリカ財務省はバンコ・デルタ・アジア(BDA)が北朝鮮の違法行為に関与していたとして、アメリカの金融機関との取引禁止を発表した。マカオ政府が凍結した2500万ドルの北朝鮮関連口座の解除は、マカオ当局の判断に任される事になった。 3月15日、北京の韓国大使館で「経済及びエネルギー協力」に関する作業部会が開かれた。北朝鮮が初期段階措置を履行した場合に行われる重油5万t相当の支援は、韓国が単独で行う事に合意した。 3月16日、北京のロシア大使館で「北東アジアの平和および安全のメカニズム」に関する作業部会が開かれた 同日、エルバラダイ(事務局長)が北京で須田明夫(北朝鮮核問題担当大使)、ヒル、千英宇と協議を行った 3月17日 - 18日、北京の釣魚台迎賓館で「朝鮮半島の非核化」に関する作業部会が開かれた
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