第四話 都庁の秘密
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 11:38 UTC 版)
紗希と刹那は、本部長からの慰安旅行の提案を受け、新宿へ向かう。新宿に着いた紗希たちは、道に迷っていた外国人を助ける。外国人はお礼として、明日は都庁に近づかないよう忠告する。このことで刹那が、親切にした外国人がテロがあることを教えてくれる、という都市伝説を思い出したことから、2人は都庁で爆弾の類がないか調査を行う。 紗希は爆弾を探す最中、刹那から連絡を受ける。紗希は刹那の誘導に従い歩き続けると、謎の空間に出る。そこでは刹那が、都庁が変形することで完成する巨大ロボット「都庁ロボ」の設計図を持って待っていた。呆れる紗希と興奮する刹那は対立し、別行動を取ることとなる。 紗希ルート 紗希が爆弾を探し続けていると、刹那の悲鳴を聞く。紗希は刹那を探して都庁の中を走り続けた結果、巨大なモニターやコンピュータが置かれた開けた場所に出、前日に助けた外国人と再会する。CIAに所属する諜報員であるという彼はジェームズと名乗り、日本とアメリカのカルト組織の連合による、怪異や呪いを使用した兵器利用を阻止するためやってきたのだと語る。その中で、カルト組織の最終兵器の1つである都庁ロボが突如起動する。この不測の事態の中、ジェームズは都庁ロボを安全な場所であるという富士山の側まで動かすが、そこに怪獣・だいだらぼっちが現れ、都庁ロボに攻撃を仕掛ける。 その様子を、金髪の王子と少女が見ていた。少女が金髪の王子の進言で「巻き戻し」を行うと、物語は冒頭へと戻る。現状に既視感を覚える紗希は、これまた既視感のある本部長からの慰安旅行の提案を断る。紗希と刹那は、互いに都庁ロボとターボばばあのことを話そうとし、驚く。 刹那ルート 都庁ロボのコックピットを探して刹那が都庁の中を探索していると、前日に助けた外国人と再開する。CIAに所属する諜報員であるという彼はジェームズと名乗り、日本とアメリカのカルト組織の連合による、怪異や呪いを使用した兵器利用を阻止するためやってきたのだと語る。ジェームズは刹那をただでは帰すまいとするが、電話で連絡してきた如月に説得され、刹那を別の場所へと移す。そこで刹那は、「ジャンピングばばあ」・「40キロばばあ」・「紫ばばあ」・「足売りばばあ」・「一寸ばばあ」・「四時ばばあ」といった、都市伝説の老婆たちの波状攻撃を受ける。刹那は都庁を脱出し、「四つ角ばばあ」を振り切るため車で逃げる。その後は「ターボばばあ」に追いかけられるが、都庁で出会い、唯一話の通じた老婆「光速ばばあ」に助けられて事なきを得る。だが、刹那は都庁に紗希を置き去りにしていたことに気づき、相棒としての自信を失う。 刹那は「とくそう」の部屋で目を覚まし、現状に既視感を覚える。現状に既視感を覚える紗希が、これまた既視感のある本部長からの慰安旅行の提案を断る。刹那と紗希は、互いにターボばばあと都庁ロボのことを話そうとし、驚く。
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