第二章『乳龍帝誕生』編
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第3巻 - 第6巻 作中時系列一年目6月~9月頃 リアスの婚約破棄の後、盗難された聖剣エクスカリバーを追って教会から駒王町へとエージェントが派遣される。その1人はイッセーの幼なじみ、紫藤イリナだった。その話以来様子が変わった木場をイッセーは問い詰め、彼と聖剣の間の因縁と深い憎悪を知ることになる。聖剣を奪った勢力の裏には堕天使の幹部コカビエルの存在があり、グレモリー眷属は駒王学園生徒会長ソーナ・シトリーやその眷属と協力して対処に向かい、強敵の力に圧倒されたが突如現れた当代の白龍皇がコカビエルを易々と撃破して去って行った。コカビエルから明かされた「神の死」という驚愕の真実を知ってしまったもう1人のエージェントゼノヴィアは教会から異端認定されてしまい、半ば自暴自棄となってリアスの眷属に転生する。 コカビエルの襲撃を受け三大勢力間で会談が設けられることが決定する。その頃リアスは戦いでの成長を評価され、封印されていたもう1人の「僧侶」ギャスパー・ヴラディの解放が許可される。会談を前に堕天使の首領アザゼルと神滅具「白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)」の所有者ヴァーリ・ルシファーがイッセーに接触を図ってくる。そして会談の際にアザゼルはテロリストの暗躍をトップ陣に説明したが、その最中に件のテロ組織「禍の団」の最大派閥、旧魔王派が会場を襲撃する。アザゼルは旧魔王派の幹部の1人、カテレア・レヴィアタンを撃破。襲撃はイッセーたちの活躍で鎮圧されたものの、アザゼルの付き人として参加していたヴァーリが「禍の団」への加入を宣言して、禁手「白龍皇の鎧(ディバイン・ディバイディング・スケイルメイル)」となってイッセーと戦い姿を消した。その後は三大勢力間で和平が締結され、アザゼルは教師として駒王学園に赴任する。 夏休みに入り、グレモリー眷属はみんなで冥界にあるリアスの実家へと向かう。夏休み期間を利用してパワーアップを図り特訓を重ねる。イッセーは「魔龍聖(ブレイズ・ミーティア・ドラゴン)」タンニーンの元で地獄のような修行を行っていた。特訓を終えパーティーへ向かったグレモリー眷属のもとにヴァーリチームのメンバーで指名手配中となっている小猫の姉・黒歌が現れ妹を連れ去ろうとしたが、禁手「赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)」に目覚めたイッセーによって撃退された。夏休みの終わりには予定通りグレモリー眷属とシトリー眷属の間でレーティングゲームが行われたが、ルール上の制限のせいでグレモリー眷属はパワーを発揮しきれず、試合には勝利したものの内容には不満が残るものとなった。 2学期が始まり、ミカエルの使徒として転生天使となったイリナが学園に転入してくる。その頃、アーシアはシスター時代に命を救い教会を追われる原因となった上級悪魔、ディオドラ・アスタロトから求婚を受けていた。アスタロト眷属とグレモリー眷属の間で次のゲームが決定されるが、ディオドラの不自然なパワーアップが注目され、突如イッセーに接触してきたヴァーリからそのことについての忠告を受ける。そして始まったゲームだったが、実はディオドラは「禍の団」の協力者であり、その対価で力を授けられていたと自ら明かし、アーシアを攫って姿を消した。その頃、旧魔王派の幹部の1人、クルゼレイ・アスモデウスがアザゼルとサーゼクスを襲うがサーゼクスの「滅殺の魔弾(ルイン・ザ・エクスティンクト)」を受けて消滅。グレモリー眷属は北欧の主神オーディンの協力を得てディオドラの城に向かい、禁手化した木場がディオドラの配下となったフリード・セルゼンを瞬殺し、ディオドラも禁手化したイッセーによって撃破され、アーシアは救出されたかに見えたが、その直後、旧魔王派のトップであるシャルバ・ベルゼブブによって彼女は次元の狭間へ飛ばされてしまう。アーシアを失ったイッセーは絶望して不完全な「覇龍(ジャガーノート・ドライブ)」を発動、圧倒的な力でシャルバを蹂躙したがそのまま暴れ続ける。次元の狭間を探索していたヴァーリチームによって死亡したと思われたアーシアは助け出されており、彼らの協力のおかげでイッセーは寿命の99%を失ったものの一命をとりとめた。
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