第二期 バカCGとは? わかりやすく解説

第二期 バカCG

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/11 13:44 UTC 版)

中ザワヒデキ」の記事における「第二期 バカCG」の解説

1990年 - 1996年1990年、中ザワコンピューター・グラフィックス転じ個展「大ボケツ」にてCG作品発表同年勤務先であった日本医科大学付属病院辞職しイラストレーターとして独立2Dビットマップ・ペイントソフトを使用した日本初の「へたうまCG」のスタイル確立。中ザワCGイラストは、コンピュータービットマップ荒々しく強調され派手な色合いのものが多くあるが、このスタイル一世を風靡しバカCG」と評される1992年東京都渋谷区に「有限会社アロアロインターナショナル」設立著書CDコンピューターソフトウェア松井茂詩集商品としている。また、後に中ザワが行活動芸術特許」の特許取得名義も、この会社名となっている。 1995年株式会社アスクより子供向けのWindows用ソフトウェア「キッズボックス」を発売音楽松前公高担当)。このソフトウェアは「マルチメディアグランプリMMAアーティスト賞」と「インターナショナルデジタルメディアアワーズベストCD-ROM賞」を受賞。この時期の中ザワはフロッピーディスクマガジンやフロッピーディスクレーベルを起ち上げる等、CGでの活動のみ行っていた。 中ザワイラストレーターとしての活動以外にも、上記のようなソフトウェアや、インタラクティブ装置などもこの時期発表している。愛知県にある蒲郡情報ネットワークセンター生命の海科学館に中ザワの『不可視関数試論(カンタン・アブストラクト)』という遊び心をもった作品恒久設置されている。この装置制作するにあたりコンセプトは勿論、CGデザイン、音、声の全てが中ザワによって手がけられている。 1996年株式会社アスクよりMacintosh用とWindows用アプリケーションソフトウェア「デジタルネンド」を発売。中ザワ発案ソフトウェアデザイン監修を手がけている。今まで3DCGを描くソフトウェア全てベクター方式であったが、「デジタルネンド」はビットマップ方式3DCGを描くことができる。中ザワは、このソフトウェア開発したことは単なる子供用玩具商品開発ではなく哲学美術関連づけて自ら積極的に芸術活動として論じている。 なお、このソフトウェア原理となっている「三次元グラフィックス編集装置および方法」と「造形装置および方法」は、中ザワ本人名義によって日本アメリカ両国特許取得している。後にそれを売却し特許証化する。中ザワはこの活動を「芸術特許」として、コンセプチュアル・アートであるとしている。

※この「第二期 バカCG」の解説は、「中ザワヒデキ」の解説の一部です。
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