立山玉殿の湧水(たてやまたまどののゆうすい)
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立山玉殿の湧水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 09:26 UTC 版)
立山玉殿は室堂駅の東100m程に位置する「玉殿岩屋」に湧く『立山開山記』にも記載されている湧水を言う。1968年(昭和43年)、立山黒部アルペンルートの立山連峰を貫く立山トンネル掘削作業中に雄山の直下の破砕帯から日量2万t、水温2 - 5°Cの地下水が噴出した。この水が室堂バスターミナル後方の場所まで引かれ水飲み場が設けられている。また、この水はホテル立山の水道水としても利用されている。ほか「立山黒部サービス」ではこの湧水を全国に販売している。なお、市販されている湧水では全国で一番高いところで採取されている。水飲み場は5月下旬から10月下旬迄利用できる。1985年(昭和60年)、立山玉殿の湧水として、名水百選の一つに指定された。
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