福井への移動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 03:00 UTC 版)
「京都電燈デナ11形電車」の記事における「福井への移動」の解説
1944年に戦災の激しかった福井支社・越前鉄道部(現、えちぜん鉄道)に移管され、ホクハ31形31 - 34となった。電装品は叡山線の予備として取り外され、台車は狭軌用に改造されている。 1949年には再電装化されホデハ241形241 - 244となり、1957年には車体をホデハ251形と同形のものに更新して鋼体化を行った。この時にデナ11形由来のものはほとんど消滅している。 この時に新造された車体は車体長15m(車両全長15.7m)、窓配置d2D7D2dの両運転台片開き2扉、側窓は下段上昇式・上段がHゴム固定の「バス窓」と呼ばれるもので、前面は241・243の京福大野駅・永平寺駅・三国港駅寄り、242・244の福井駅寄りが貫通形で、反対側は非貫通形である。パンタグラフは非貫通側に付けられている。メーカーは241・242が日本車輌、243・244がナニワ工機である。単行、もしくは241+242・243+244の2両編成で使用された。1975年の形式記号改定でモハ241形となった。 1989年に244が、1991年に他の3両が老朽化や輸送力減少による余剰化で全車廃車となっている。 なお、京福に於いて京都・福井間での車両移動はこの叡山線デナ11形→越前線ホクハ31形が唯一の事例である。 表 話 編 歴 京福電気鉄道の車両現有車両 嵐山線(嵐山本線・北野線) 旅客車モボ101形 - モボ301形 - モボ501形 - モボ611形・モボ621形・モボ631形 - モボ21形 - モボ2001形 事業用車モト1000形 過去の車両 嵐山線 旅客車モボ111形・モボ121形・ク201形 事業用車フモ501形 分社・事業譲渡路線 叡山線(叡山本線・鞍馬線)→叡山電鉄 表 話 編 歴 叡山電鉄の車両現有車両 営業用車両700系(デオ710形、デオ720形、デオ730形) - 800系(デオ800形、デオ810形) - 900系 事業用車両デト1000形 過去の車両 京都電燈・鞍馬電気鉄道が導入営業用 : デナ1形 - デナ11形 - デナ21形(20番台、120番台)事業用 : デワ101形 京福電気鉄道が導入デオ200形 - デオ300形 - デナ500形 - デオ600形 福井支社→福井鉄道部(越前本線・三国芦原線・永平寺線・丸岡線)→えちぜん鉄道 えちぜん鉄道承継車 表 話 編 歴 えちぜん鉄道の車両現有車両 電車MC5001形 - MC6001形 - MC6101形 - MC7001形 - TC7002形 - L形 電気機関車ML521形 過去の車両 電車MC1101形 - MC2101形 - MC2201形 電気機関車ML6形 京福電気鉄道で廃車 電車ホクハ31形I→モハ241形 - モハ251形 - モハ261形 - モハ271形 - モハ281形 - ホデハ301形 - モハ1001形 - モハ2001形 - モハ3001形 - ホクハ31形II - ホサハ51形 - ホサハ61形 電気機関車テキ7形 - テキ501形 - テキ511形 - テキ531形 ^ モハ3001形はえちぜん鉄道が承継したが運用せず廃車。 この項目は、鉄道に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:鉄道/PJ鉄道)。
※この「福井への移動」の解説は、「京都電燈デナ11形電車」の解説の一部です。
「福井への移動」を含む「京都電燈デナ11形電車」の記事については、「京都電燈デナ11形電車」の概要を参照ください。
- 福井への移動のページへのリンク