ML6【ML6】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11080号 |
登録年月日 | 2003年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | ML6 よみ:ML6 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 森産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 群馬県桐生市西久方町一丁目2番23号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 谷本茂樹、清水豊、高橋隆一、高草木豊 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「MA-1」に育成者の所有の系統菌株を交配して育成されたものであり、菌さんが中葉、中肉質の菌床栽培向き中温性の品種である。30℃の場合の菌糸体の生長速度は速である。菌さんの形は平面が円形、側面が平形、大きさは中、色は褐色、厚さ及び肉質は中である。りん皮の付着部位は周縁、大きさは中、色は無である。子実層たくの形状は3型、並び方は正常、幅は狭、密度は中、色は白色である。菌柄の形は1型、長さは短、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は大、太さはやや細、色あいは無、毛の有無は有、毛の色は無、肉質は中である。子実体の発生時期は秋冬、発生型は散発、発生温度は中温、発生最盛期までの期間はやや長である。乾物率は15~20%未満、子実体1個当たりの平均乾重は3.5~4.0g未満、収量性は少である。「MA-1」と比較して、30℃での菌糸体の生長速度が速いこと、収量性が多いこと等で、「北研600号」と比較して、子実体の発生時期が秋冬であること等で区別性が認められる。なお、「北研600号」における対峙培養では明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者の施設(群馬県桐生市)において、「MA-1」に育成者の所有する系統菌株を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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