KX-S035号【KX-S035ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11226号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | KX-S035号 よみ:KX-S035ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社キノックス | |
品種登録者の住所 | 宮城県仙台市青葉区落合一丁目13番33号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 木村栄一、村山直樹、坂戸良一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「東北S21号」に出願者の所有の育成系統菌株どうしを交配して育成されたものであり、菌さんが大葉、やや硬肉質の自然栽培向きやや低温性の品種である。菌さんの形は平面が円形、側面が平形、大きさは大、色は黄褐色、厚さは厚、肉質はやや硬である。りん皮の付着部位は全面、大きさは大、色は有である。子実層たくの形状は3型、並び方は正常、幅は中、密度は密、色はクリーム色である。菌柄の形は1型、長さは短、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は極大、太さはやや太、色あい、毛の有無及び毛の色は有、肉質は硬である。子実体の発生時期は春秋、発生型は散発、発生温度はやや低温、発生最盛期までの期間は中である。乾物率は10~15%未満、子実体1個当たりの平均乾重は5.0g以上、収量性は少である。「東北S21号」及び「KX-S034号」と比較して、菌さんが大きいこと、子実体の発生型が散発であること等で区別性が認められる。なお、「東北S21号」及び「KX-S034号」との対峙培養において、明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に出願者の施設(宮城県仙台市)において、「東北S21号」に出願者所有の育成系統菌株どうしを交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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