KX-N006号【KX-N006ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9637号 |
登録年月日 | 2001年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | なめこ | |
登録品種の名称及びその読み | KX-N006号 よみ:KX-N006ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社キノックス | |
品種登録者の住所 | 宮城県仙台市青葉区落合一丁目13番33号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 木村榮一、佐藤資之 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は「東北N104号」から系統選抜して育成されたものであり、菌さんの形は縁を巻き込む平形で明黄橙色の空調施設栽培向きの品種である。菌糸の生長最適温度は25℃、菌糸密度は普通である。最適温度における子実体発生までの期間は51~60日、子実体の発生温度較差は9~11℃、処理温度は11~15℃、生長最適温度は14~16℃である、発生型は叢生、1瓶当たりの収量は259gである。菌さんの形は生育初期は半球形、成熟時は縁を巻き込む平形、色は生育初期及び成熟時は明黄橙色、肉質は軟、粘着物は普通である。菌柄の形は2型、太さは細、菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は1/1.75である。「東北N104号」と比較して、最適温度における子実体発生までの期間が短いこと、菌柄が細いこと等で、「東北N002号」と比較して、収量が多いこと、成熟時の菌さんの形が縁を巻き込む平形であること等で区別性が認められる。なお、「東北N104号」及び「東北N002号」との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に出願者の施設(宮城県仙台市)において、「東北N104号」から組織分離を行い、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「東北N006号」であった。 |
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