MM-2号【MM-2ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7166号 |
登録年月日 | 1999年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | MM-2号 よみ:MM-2ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 森産業株式会社、宮本達志 | |
品種登録者の住所 | 群馬県桐生市西久方町1丁目2番23号、愛知県岡崎市上地1丁目45番地6 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 清水豊、宮本達志、橋本浩一、赤石博、秋田徹、12 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,野生種(岐阜県産)の子実体を組織分離して育成されたものであり,やや小葉,やや薄肉の冬春に発生しやすい菌床栽培及び不時栽培向き低中温性品種である。菌さんの形は平面が円形,側面が凸形,大きさはやや小,色は褐色,菌さんの厚さはやや薄,肉質は中である。りん皮の付着部位は周縁,大きさは小,色は無である。菌しゅうの形は1型,色は白色,並び方は正常,幅はかなり狭,密度は粗である。菌柄の形は1型,長さはかなり短,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は1.5~1.9,太さは細,色は有,毛の多少及び色は有である。子実体の発生時期(不時栽培)は冬春,発生温度は低中温である。乾物率は10~14%,子実体1個当たりの平均乾重は 1.5~ 1.9g,収量性は少である。「Y613号」と比較して,菌さんの側面の形が凸形であること,菌さんの色が褐色であること,肉質が軟らかいこと等で区別性が認められる。なお,「㎜-1号」,「Y613号」等との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に登録者の施設(愛知県岡崎市)において,野生種(岐阜県産)の子実体を組織分離し,その菌株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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